盛岡サンサ盆踊りと県北ななどやら盆踊りの特徴 | 21世紀の健康社会を創造する

盛岡サンサ盆踊りと県北ななどやら盆踊りの特徴

 

岩手も暑さが続いています。南部盛岡藩と南部八戸藩の盆踊りについて再考しました。

盛岡さんさ踊りが4日で終わりました。県北のななどやら踊りは、18日月曜日に洋野町(大野)で開催されます。

さんさ踊り(南部盛岡藩)
岩手県盛岡市を中心に伝わる盆踊りで、「盛岡さんさ踊り」として現在も大規模に行われる。
特徴:
明るく、勇壮でリズミカルな太鼓の音が特徴。
「サッコラチョイワヤッセ」という掛け声で盛り上がる。
大勢で太鼓を叩きながら笛などで踊り蓮の帽子をかぶり華やかな踊り。
踊りの振りも活発で、リズムが速い。
社会的背景:
伝承によると、かつて盛岡地方を悩ませた鬼を退治した後、村人が喜びを表して踊ったのが始まり。
悪霊払い・五穀豊穣・無病息災など「祈願」「祝祭」の色彩が強い。
盛岡藩は比較的政治的安定性があり、城下町文化が発展していたため、藩主や武士階級も関与した行事として整えられた。

ななどやら(南部八戸藩)
青森県南部地方から岩手県北地方(八戸市・久慈市・洋野町など)に伝わる盆
踊り。名前の由来は、歌の終わりに「ななどやら」と繰り返されることから。
特徴:
旋律が哀調を帯びており、物悲しい響きがある。
過去に流行した疫病や飢饉などで亡くなった人々への鎮魂の意味合いが強いとされる。
歌詞は即興的で地域や時代によって異なる。
太鼓でゆったりとした拍子で踊る。
踊りの動きも静かでしっとりとした雰囲気。
社会的背景:
八戸藩は寒冷な気候と厳しい自然環境に苦しめられ、飢饉や災害が多かった。そのため、死者やご先祖を「慰める」「供養する」目的が強調されている。
武士階級が主導する文化というよりは、農民・漁民など庶民の民俗信仰の影響が強い。