グルテンフリーの献立と言っても
基本は普通のおうちと同じです。
ただ「小麦」が使えない、というだけ
1つおすすめしたいのは
夕飯のメインメニューは必ず前日の夜までに決めておくこと。
当日の夕方頃になって何を作ろう…と悩んでしまうと、
本当は小麦不要のレシピってたくさんあるのに
なぜか「小麦」を使うレシピばかりに目がいきます。
我が家の場合はアレルギーや不耐症などの理由から
小麦・乳製品・ゴマ油(ごま)・にんにく・魚卵・香辛料を
普段の料理には使用していないのですが、焦って探すと
それらを使うレシピばかりが上位に検索表示されるから余計に不思議です
※チーズ・牛乳などの乳製品は週末(金・土)限定で使用しています。
※唐辛子・胡椒・山椒などの香辛料は後入れにしています。
夕飯の献立に悩むのは多くの主婦の共通点だと思いますが
私もこの2年間、そうとう悩んで悩んで過ごしました。
そしてたどり着いたのが、my献立ルールを決めてしまうことでした。
<我が家の献立ルール>
月曜 |
どんぶり飯 + スープ |
---|---|
火曜 |
和食(魚料理中心) |
水曜 |
FREE |
木曜 |
どんぶり飯 + スープ |
金曜 |
洋食 ※乳製品解禁 |
土曜 |
カレーなど ※乳製品解禁 |
日曜 |
鍋・鉄板料理・手巻き寿司など |
まず子どもの習い事がある月・木を
「どんぶり飯&スープonly」と決め、家族に公言しました。
すると家族がそおいうものだと受け入れてくれたので、
副菜がなくても、手抜きではなく「ルール」になりました!
これだけでも気分的にとても楽になりました。
次に男性陣から不人気な「魚」を必ず火曜日に出すと決めました。
これも公言してあるので『えー今日 魚なの』的な文句を言われることがなくなりました。
(食事中にガッカリ顔が見えても気にしない)
さらに金曜日は揚げ物や洋食など「家族が喜ぶ料理を作る日」にしました。
1週間、学校や仕事 がんばったねってご褒美の気持ちも込めて。
家族で食事をするのは楽しいなって感じてもらいたいし、
私にとっても家族の笑顔を見ながら食事ができる特別なハッピータイムになっています
残りの水・土・日は不確定(ブレブレ)なんですが
あんまりガッチリ決めると息苦しくなるから今はコレでいいのかなって思います。
あとは急な予定やいざという時のために
冷凍庫に、加熱するだけですぐ食べられる料理を1~3品常備。
いろいろ料理本やレシピが出ていますが
私のオススメは『材料&調味料まとめて冷凍おかず』です。
グルテンフリーに特化した料理本ではないのですが、
小麦・乳製品を使用するレシピが少なく、小麦を使用する場合も同量の米粉に変更することで十分美味しく調理できました。
おかずを冷凍するコツが分かってくるので、他のレシピにも応用できます
『材料&調味料まとめて冷凍おかず』(著者:阪下知恵さん)
* * * * *
先日、一流スポーツ選手(錦織圭くん・高梨沙羅ちゃんなど)を担当されている管理栄養士の細野恵美さんという方がTVで述べていたのですが、
バランスのとれた食事は1週間単位で帳尻合わせできれば良いそうです。
野菜が摂れない日があったら、他の曜日で補う。
食べ過ぎた日があったら、他の曜日で調整する。
そうすれば栄養バランスはそれほど崩れないのだとか。
トップアスリートの体調管理にも適応するなら、一般人には十分そうですよね
*
私はグルテンフリーを始めた当初、
今まで買っていたほぼ全ての商品に「小麦」が含まれていると知り、1人でオロオロするばかりでした。
スーパーに行って、商品を手に取り、原材料を確認する。
たったそれだけの行為が、
とてつもなく苦しい時期もありました。
けれどそんな生活も、2年もすれば随分と楽になります。
限られた食材の中からでも作れるレシピがたまり、
何を買えばいいのか、何を作ればいいのか、悩むことも減りました。
定番レシピが100個ほど決まれば、とりあえず2ヶ月間は献立がまわります。
それにグルテンフリーに囚われ過ぎなければ
「小麦」を使わないレシピは実はたくさんあります!
*
現在、私は自分や家族の好みと体質に合わせて「我が家のレシピ集」を少しずつ増やしています。
このレシピは小麦を米粉に置き換えたけど、
こっちは片栗粉の方が美味しかった!など、
料理によって独自の変更点が出てくるので、それらをクリアファイルにまとめています。
悩まずに毎回、安定した味で作れるっていいですよ♪
作った料理の分量をメモ帳に書きとめ、
完成したレシピはハガキサイズの用紙にプリントしてファイリングしています。
毎月の旬の食材をホワイトボードに掲示しています。
食材をリストアップして貼るのは月初の子どもたちのお手伝いです。
*
昨日の食事時、娘が『1日の中で1番楽しみなのが夕飯の時間なんだ 』
と笑顔で言ってくれました。
嬉しかったなぁ・・・
毎日のことだからこそ、少しでも楽に。
大きな負担を感じずに続けていけるように。
そんな術をこれからも模索していきたいです。