最近、私が抱える小さな悩みの1つに
“食べたいものがない”
というものがあります。
我が家でグルテンフリーをスタートしてから早2年。
根本的に私の味覚が変わってしまいました。
甘いものは、ほとんど受けつけず
(食べている途中で気持ちが悪くなる)
スナック類(ポテトチップや煎餅など)は、食べても美味しくない。
大好物だったパンやパスタなどの小麦料理も、以前のような感動がありません。
美味しいと感じるものは、素材そのものが良いもので。
鮮魚とか、旬の野菜とか、国産の鮮肉とか、
とにかく『値段が高い』ものが多いです。
それらを毎日食べるなんて、一般家庭の我が家ではまず無理で。
すると、その負担が全て自分の作る料理にかかってきます。
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グルテンフリーを本気で実行しようとすると
市販品のほとんどは購入できなくなります。
お惣菜とか、インスタント食品とか
混ぜるだけ~みたいな調味料が、ほぼNGです。
お菓子類、スナック類も選べるものはごくわずか。
すると必然的に、添加物の摂取量が激減します。
味覚の変化は、これが理由なんじゃないかなって私は思っています。
添加物と小麦を極力摂取しない生活は、
身体にとっては良いことなのかもしれません。
実際、私はグルテンフリーを始めてから
肌が強くなり、寝起きが良くなり、生理痛が激減しました。
先日受けた健康診断でも骨密度の数値が良すぎて驚かれました。
ただ、毎日毎日、何時間もキッチンに立っているのに
“食べたいものがない” ことが多いのです。
(毎日ではありません)
これって、幸せって呼べるのかなって、ふと思うことがあります。
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以前、何かで「砂糖」は
合法化された最大の麻薬だと読んだことがあります。
砂糖を摂取すると脳中でドーパミン・セロトニン・ノルアドレナリンなどの脳内神経伝達物質が分泌され、幸福感や癒やしを感じることができ、また中毒性がある、という意味だそうですが、
確かに甘いものを食べている人=砂糖に魅せられた人たちって
幸せそうに見えますよね。。
一時的に脳が麻痺して幸せに浸る感覚…
言葉にすると恐ろしい感じもしますが、
心の健康には、多少必要なのかもしれません。
だって誤魔化し様のない毎日って、
結構しんどいなぁ…と感じることがあるからです。
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このブログはありがたいことに
全く更新できていなかった期間も含め、毎日数百件のアクセスをいただいています。
それだけグルテンフリーに関心を持つ方が増えているのかな…と思っています。
グルテンフリーに興味を持つ方が、
どのような理由からかは人それぞれだと思いますが
『身体の健康』と『心の健康』
両方がセットでないと
現代のストレス社会を元気に生き抜くのは
難しいかもしれない、と個人的には思います。
ちなみにグルテンフリーのダイエット効果ですが
元々、小麦製品(パン・パスタ・うどん等)が大好きだった方が
以前と同じ量の食事をグルテンフリーで行えば体重は落ちると思います。
(浮腫みが解消されたり、体型の変化は出やすい気がします)
が、グルテンフリーの食品が太らないわけではないので
食べる量や時間帯によっては効果が期待できないかもしれません。
私は一時期、グルテンフリーのストレスからか
深夜に白飯(キヌア&アマランサス入り)を食べまくったことがあり、
もれなく体重が増加しました。
そんな時ですら菓子類は本当に食べたいと思えなくて、
白飯をモリモリ食べていた自分に驚きますが
ギャル曽根さんのような特異体質でない限り、そりゃあ食べれば太るよねって自虐ネタです。
※次回から我が家のグルテンフリーレシピを公開していけるよう現在準備中です。