最近、私が抱える小さな悩みの1つに

“食べたいものがない”

というものがあります。

 

我が家でグルテンフリーをスタートしてから早2年。

根本的に私の味覚が変わってしまいました。

 

甘いものは、ほとんど受けつけず

(食べている途中で気持ちが悪くなる)

スナック類(ポテトチップや煎餅など)は、食べても美味しくない。

大好物だったパンやパスタなどの小麦料理も、以前のような感動がありません。

 

美味しいと感じるものは、素材そのものが良いもので。

鮮魚とか、旬の野菜とか、国産の鮮肉とか、

とにかく『値段が高い』ものが多いです。

それらを毎日食べるなんて、一般家庭の我が家ではまず無理で。

 

すると、その負担が全て自分の作る料理にかかってきます。

 

 *

 

グルテンフリーを本気で実行しようとすると

市販品のほとんどは購入できなくなります。

お惣菜とか、インスタント食品とか

混ぜるだけ~みたいな調味料が、ほぼNGです。

お菓子類、スナック類も選べるものはごくわずか。

すると必然的に、添加物の摂取量が激減します。

味覚の変化は、これが理由なんじゃないかなって私は思っています。

 

添加物と小麦を極力摂取しない生活は、

身体にとっては良いことなのかもしれません。

実際、私はグルテンフリーを始めてから

肌が強くなり、寝起きが良くなり、生理痛が激減しました。

先日受けた健康診断でも骨密度の数値が良すぎて驚かれました。

 

ただ、毎日毎日、何時間もキッチンに立っているのに

“食べたいものがない” ことが多いのです。

(毎日ではありません)

これって、幸せって呼べるのかなって、ふと思うことがあります。

 

 *

 

以前、何かで「砂糖」は

合法化された最大の麻薬だと読んだことがあります。

砂糖を摂取すると脳中でドーパミン・セロトニン・ノルアドレナリンなどの脳内神経伝達物質が分泌され、幸福感や癒やしを感じることができ、また中毒性がある、という意味だそうですが、

確かに甘いものを食べている人=砂糖に魅せられた人たちって

幸せそうに見えますよね。。

 

一時的に脳が麻痺して幸せに浸る感覚…

言葉にすると恐ろしい感じもしますが、

心の健康には、多少必要なのかもしれません。

だって誤魔化し様のない毎日って、

結構しんどいなぁ…と感じることがあるからです。

 

 *

 

このブログはありがたいことに

全く更新できていなかった期間も含め、毎日数百件のアクセスをいただいています。

それだけグルテンフリーに関心を持つ方が増えているのかな…と思っています。

 

グルテンフリーに興味を持つ方が、

どのような理由からかは人それぞれだと思いますが

身体の健康』と『心の健康

両方がセットでないと

現代のストレス社会を元気に生き抜くのは

難しいかもしれない、と個人的には思います。

 

ちなみにグルテンフリーのダイエット効果ですが

元々、小麦製品(パン・パスタ・うどん等)が大好きだった方が

以前と同じ量の食事をグルテンフリーで行えば体重は落ちると思います。

(浮腫みが解消されたり、体型の変化は出やすい気がします)

 

が、グルテンフリーの食品が太らないわけではないので

食べる量や時間帯によっては効果が期待できないかもしれません。

 

私は一時期、グルテンフリーのストレスからか

深夜に白飯(キヌア&アマランサス入り)を食べまくったことがあり、

もれなく体重が増加しました。

そんな時ですら菓子類は本当に食べたいと思えなくて、

白飯をモリモリ食べていた自分に驚きますが 滝汗

ギャル曽根さんのような特異体質でない限り、そりゃあ食べれば太るよねって自虐ネタです。笑い泣き

 

※次回から我が家のグルテンフリーレシピを公開していけるよう現在準備中です。