昨年の秋、1度だけ米粉パン教室に参加しました。
米粉の特性や米粉を扱うときのコツを教えてもらい、
知らないことはやっぱりプロに習うのが1番
としみじみ痛感しました。
この講座にもっと早く出会えていたら、どれだけ楽だったか…(涙)
米粉にはたくさんの種類があり、原料の米の種類によって性質や扱い方が全く異なるそうです。そのため、同じレシピで作っても米粉が違うと同じ仕上がりには作れないことが多いとか
教えていただいた知識をベースに、米粉について私なりに少し調べてみたので、もし良かったら参考にしてみてください
パン作りに適した米粉
アミロースの割合が多く、水分吸収量が少ない「うるち米」で、デンプンの損傷が少ない米粉
パン用ミズホチカラとタピオカ粉だけで食パンを焼くと、米粉特有のモチモチ感が強く感じたので、私はTOMIZ(富澤商店)パン用国産米粉
を混ぜて使っています。
お菓子作りに適した米粉
アミロースの割合が多く、水分吸収量が少ない「うるち米」で、粒子がパン用よりもさらに細かい米粉
米粉を水で溶いたとき、生地がトロトロになる粉はケーキ向きだそうです。同量の水を混ぜてダマダマになる米粉は、さらに水分を足す必要があり、最初からトロトロだった生地に比べてズッシリと重たい仕上がりになります。
粒子が粗めで吸水量が多い米粉は、サクサクした食感のクッキーなどに向いています。
ふわふわのケーキを作りたければ粒子が細かく吸水量が少ない米粉、チーズケーキやブラウニーなどズッシリ系のケーキには、吸水量が多い米粉を選ぶと良いようです。
唐揚げ・揚げ物の衣など
衣を作るときに水分量を調整すれば、どの米粉でも大丈夫そうです。私はコスパのよい波里 お米の粉 薄力粉を使っています。
米粉について
米粉とは「米」を粉にしたもので、近年、微細な米粉を作る新しい技術が開発され、これまで利用できなかったパンや洋菓子、麺類などにも用いられるようになりました。
昔からある米粉(上新粉・白玉粉など)と、最近売られるようになった微細な米粉は、米の種類や糊化の有無、製造方法など様々な違いがあるようです。
パン用やお菓子に向く微細な米粉
(原料:うるち米)
気流粉砕・衝撃式粉砕などの方法で、昔からの米粉と比べてより細かくし(半分以下程度まで)、デンプンの損傷を少なくしたもの
上新粉・上用粉
(原料:うるち米)
精米してから水洗いし、乾燥させて粉にしたもの。上新粉はロール製粉、上用粉は胴搗き製粉で粉砕している
白玉粉や道明寺粉
(原料:もち米)
水洗いして石うすで水びきし、沈殿したものを乾燥させ粉にしたのが白玉粉、水に浸したものを蒸してから乾燥させ粉にしたのが道明寺粉
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息子が小麦アレルギーを発症した当初(2016年秋頃)、ホームベーカリーで米粉パンを焼きたくて料理教室を探しまくった時期がありました。
が、参加料がとにかく高くて断念…
(数回セットコースで2~5万とか)
当時は今ほど米粉レシピが豊富ではなく、クックパッドやその他の料理サイトを片っ端から検索し、海外のレシピも参考にしながら、何とか焼き上げたのが昨日再公開した米粉の食パン(無添加・天然酵母)です。
(材料のグラムや手順の一部を修正し、日付新たに再公開させていただきました)
私が愛用しているミズホチカラについて書かれた記事を発見したので、興味のある方は合わせて読んでみてください。
*(おまけ)
原材料に小麦が含まています
原材料の一部に小麦が含まています
トレハロースと増粘剤(HPMC)が含まれています
乳化剤と増粘剤(グアーガム)が含まれています
糊料(メチルセルロース)が含まれています