本格的にグルテンフリーを始めると、必ず確認するようになるのが「原材料」です。


調味料(アミノ酸等)は、旨味物質を精製した化学調味料です。
調味料(アミノ酸等)
調味料(アミノ酸)とは、昆布のうま味成分「グルタミン酸ナトリウム」を化学的に精製したもので、別名「味の素」です。
調味料(アミノ酸等)とは、そこへ更にイノシン酸(魚や肉)やグアニル酸(しいたけ)、有機酸(コハク酸二ナトリウム=貝のうま味成分)、無機塩などを加えた化合物のことだそうです。
調味料(アミノ酸)=「味の素」を毎日摂取し続けた場合、味覚が麻痺し、果物などの自然な甘味や旨味が美味しいと感じられなくなる恐れがあると言われています。
そんな調味料(アミノ酸)が、
- 一般的な多くの調味料(醤油など)
- だしの素
- ウィンナーやハム
- ちくわ
- ポテトチップス
- せんべい
- 粉末スープ
- カップめん
例を挙げたらキリがないほど、あらゆる食べ物に含まれていました !!
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健康をテーマにしたテレビ番組は日々放送されているのに、調味料(アミノ酸)の危険を指摘してる番組を私は今まで見たことがありません。
─ スポンサーだから?
─ あまりにもたくさんの食品に使われているから?
真相は分からないけれど。
ただ私がもっと早くこの事実を知っていたら…
少なくとも、幼い子どもにウィンナーやちくわやせんべいを食べさせることは、なかったのに…って思います。
加工でんぷん(加工でん粉)
加工でんぷんは、米・じゃがいも・小麦・トウモロコシなどの天然のデンプンに、「様々な化学薬品」を混ぜて作られたデンプンのことだそうです。
「様々な化学薬品」の表記は義務ではないため、どんな化学薬品が混ぜられているのかは書かれていません。
アレルギーを引き起こすアレルゲンの多くは「たんぱく質」ですが、「たんぱく質」が殆ど残っていない「小麦でんぷん」は、一般的に小麦アレルギーは起こりにくいとされています。
しかし小麦由来のたんぱく質が僅かに残った天然でんぷんに「化学薬品」を混ぜた「加工でんぷん」は、逆に小麦アレルギーを引き起こすリスクを高めるとの指摘もあるようです。
それはつまり、グルテンフリーの食品を選択しても、何から作られたか分からない「加工でんぷん」が含まれていた場合、小麦アレルギーを引き起こす可能性があるということです。
加工でんぷんは安価なため、様々な食品に多用されています。
- 冷凍食品(うどん・パスタなど)
- 食パン
- 菓子パン
- パン粉
- 洋菓子(ケーキ・クッキーなど)
- 水産練り製品(ちくわ、かまぼこ、魚肉ソーセージなど)
- ソース類
- ドレッシング
こちらもキリがないほど、あらゆる食べ物に含まれていました 。
またデンプンは、分解すれば糖分として利用することが出来るようになるため、
ブドウ糖、果糖、異性化糖などに加工して、コーラ・スポーツドリンク・ヤクルト・野菜ジュース・果物ジュースなどの清涼飲料水にも使用されているようです。
人工甘味料
人工甘味料とは、化学的に合成した「甘味をもつ化合物」のことです。
砂糖代用の安価な甘味料としてジュース・缶詰・お菓子などに広く使用されていて、
アスパルテーム・スクラロース・サッカリンNa・アセスルファムK・L-ファニルアラニン化合物など、種類は様々あります。
人工甘味料の健康被害については諸説あり、結論は未だに出ていないようです。
が、私が直感的に子どもに最も与えたくない添加物の1つが、人工甘味料(特にアスパルテーム・スクラロース・アセスルファムK)です。
人工甘味料について確実に言えるのは、
人工甘味料が砂糖の数百倍の甘味度を持ち、添加量が少なく済むので、砂糖よりずっと安上がりである点。
つまり企業にとって、人工甘味料を使用すると製造コストが安く済むという大きなメリットがあるということです。
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私はずっと、何の根拠もなく、日本は安全な国だと思っていました。
「日本食は美味しい」とか
「荷物を置きっぱなしにして取られないのは日本だけ」とか、
そんな話の延長線上に。
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最近、イオンを筆頭にグルテンフリー食品がスーパーに並ぶようになってきました。
「米粉」の文字を目にする機会も増えてるように感じます。
とてもありがたいことなのですが、グルテンフリー商品には添加物が多い点が気になっています。
小麦を避けるために添加物を食べる…
これってどうなんだろう…