先月、豚肉と白菜のみぞれ煮を子どもたちに食べさせました。
すると翌朝・・・子どもの口から驚くべき口臭が
あまりに強烈だったので、不耐症との因果関係は定かではありませんが記しておきます。
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現在7歳と5歳になる娘と息子は、離乳食の頃からトマトもキュウリもレタスも、生野菜を一切、食べてくれない子どもたちでした。
さらにフルーツもあまり好まず、食べるのは旬のリンゴ・イチゴ・ブドウくらい(贅沢・・・)
毎回残されるとイライラするし、加熱すれば大半の野菜は食べるので、いつしかサラダは大人専用のメニューとなりました。
そんな子どもたちに先日、豚肉と白菜のみぞれ煮を初めて、食べさせました。
大根おろしを最後に加え、1~2分炒め合わせた状態で大根おろしは半生です。
ブーブー文句を連発し続け、私を散々イラつかせた後、半ば無理やり食べさせた結果・・・
翌朝、娘と息子の口から、とても子どものソレとは思えない強烈な口臭(悪臭)が漂っていました・・・
これは尋常じゃないと思ったとき、私の頭をよぎったのが「食物不耐症」です。
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そもそも食物不耐症とは、特定の食物を分解する「酵素」が不足・欠如している疾患で、国や人種によって異なるものの、約20%の人が何らかの食物不耐症を持っているとされています。
有名なのは「乳糖不耐症」「アルコール脱水素酵素不耐症」「グルテン不耐症」「卵白不耐症」などですが、
その中に「クエン酸不耐症」と「レクチン不耐症」もあります。
(参照: 食物不耐症とアレルギーの違い)
クエン酸
野菜、果物、食品添加物に含まれています。
レクチン
野菜(トマト、ジャガイモ、グリンピース、インゲン、大根、キュウリ、ピーマン、ズッキーニなど)、豆類、穀物(大麦、小麦、ライ麦など)、一部のフルーツ、きのこ、ナッツ類など、非常に多くの食べ物に含まれる成分です。
同じ食べ物であっても、生産地や調理法によってレクチンの含有量が大きく異なり、加熱すると毒性を減らすことができるそうです。
不耐症の症状には下痢・嘔吐・腹痛・動悸・疲労感など様々ありますが、
娘と息子から放たれたあの口臭(悪臭)…
おそらくは分解酵素を持たない「不耐症」によるものだと私は確信しました。
(あくまで母親の直勘みたいなものですが…)
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実は、娘が5歳を過ぎた頃から、娘の口臭が気になり始め、インターネットで調べたりしていました。
あまりにも舌が汚れるので、歯磨き時に舌の汚れを取り除いたりもしていました。
それがここ最近、かなり改善されました。
食物不耐症を疑ってからここ1ヶ月間、調理にニンニクの使用をやめてみたらです。
ニンニクには「レクチン」が含まれています。
また娘が5歳を過ぎた頃・・・ちょうど息子が3歳になり、味付けに少量のニンニクを使用するようになった時期とかぶります。
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口臭って、人間関係にも影響する深刻な問題だと私は思っています。
規則正しい生活を送っていても、よく噛んで食べていても、自分の口臭が気になる方がいましたら。
自分でもまだ気づいていない、何かしらの「食物不耐症」が関係しているのかもしれません。
私は自分自身がグルテン不耐症だと自覚があるので…自分の経験等も踏まえたうえで書きました