私は高校3年間、パン屋でアルバイトをしていました。

気前のよい店長さんで、売れ残ったパンを好きなだけ持ち帰らせてくれたので、近所に配ったり、クラス全員分のパン40個以上を持って高校に登校したこともありました。
子どもを出産してからは、ホームベーカリーを買って、週に2〜3回は食パンを焼いていました。
相変わらずパン好きな私は、子どもを連れてよくパン屋さんにも行きました。
お菓子やジュースや添加物は気にしても、パン屋さんで購入するパンを疑ったことはありませんでした。
けれど。
そのパン屋さんで売られているパンは、おそらく外国産の小麦、ポストハーベスト農薬が使用された小麦から作られています。
日本で売られているパンの99%が、外国産の小麦から作られているのです。
さらに私がお菓子とパンの専門店で購入していた小麦も、今週改めて確認したら全て外国産(アメリカ・カナダ)でした。
この事実は今さらながら、私の心を深くえぐりました…。
ポストハーベストについて購入店に問い合わせたところ、下記の回答をいただきました。
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ポストハーベストにつきましてご心配をおかけしております。
日本で流通している外国産小麦につきましては、国の行政機関が食品衛生法に基づく残留農薬の安全性確認検査を、貨物到着時に実施しております。
行政機関が安全だと認めたものだけが、国内を流通しているという状態でございます。
しかしながら、例え国が安全と認めたものであっても、不安に思われる方は多くいらっしゃるかと思います。
どの商品をお選びいただくかは最終的にお客様のご判断となってしまいますが、弊社では、みなさまに本当に納得できる商品をお選びいただくため、できる限り正確で詳しい情報をご提供できるよう、小麦粉の原産国表示を含め、商品情報の充実に努めてまいります。
日本で流通している外国産小麦につきましては、国の行政機関が食品衛生法に基づく残留農薬の安全性確認検査を、貨物到着時に実施しております。
行政機関が安全だと認めたものだけが、国内を流通しているという状態でございます。
しかしながら、例え国が安全と認めたものであっても、不安に思われる方は多くいらっしゃるかと思います。
どの商品をお選びいただくかは最終的にお客様のご判断となってしまいますが、弊社では、みなさまに本当に納得できる商品をお選びいただくため、できる限り正確で詳しい情報をご提供できるよう、小麦粉の原産国表示を含め、商品情報の充実に努めてまいります。
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率直に、誠意のある回答だと感じました。
こちらのお店では、国産の小麦も売られています。グルテンフリーになった今は、米粉の購入でお世話になっています。
単に、私が無知だっただけ、なのです。
ポストハーベストのことだけでなく、今まで知らずにいた「食」に関することがあまりにも多すぎて、その事実に心が深くえぐられました。





なるべく考えないようにしているけど。
子どもの身に起きていることに、母親として、どうしても責任を感じてしまう…
何が原因だったんだろうって、考えないようにしながら考えてしまう…
えぐられた心を埋める術が、今週なかなか見つかりません。