我が家から小麦を使ったメニューが完全に消え、グルテンフリーを始めて3ヶ月が経ちました。
心境の変化については以前にも書きましたが、その他についても私自身に現れた変化をまとめておきます。
浮腫み(むくみ)がとれた!
グルテンフリーは、数年前から欧米で流行っているダイエット法の1つでもあります。ダイエットに成功したり、アレルギーでない人も体調が良くなった例が多数でているそうです。
私の場合、体重は1kgしか減っていませんが、身体の浮腫みがとれたため、ふくらはぎと二の腕が確実に細くなりました

七五三で久々にスーツを着た際、とても1kgの変化とは思えないほど余裕を持って着こなせたので、自分の身体はこんなに浮腫んでたの
と驚きました。

体型の変化は年齢や出産のせいだと思い込んでいましたが、私の場合はグルテンによる浮腫みの影響が大きかったみたいです 

ウエストにくびれが!
体重が1kgしか減っていないのに、ウエストが4cm細くなってパンツがゆるくなりました〜

グルテンフリーを始める直前に健康診断を受けていたので変化を数値で確認できました。
ただし友人とのランチ等で小麦を摂取すると、翌日ウエスト周りが急に太くなります

もしかしたらウエスト周りにも浮腫みが出るのかも?しれません。
さよなら!暴食!
「お腹はいっぱいなのにまだ食べたい」という欲求が、著しく消失しました。
小腹がすいたなぁ〜と思ったとき、気軽につまめるグルテンフリー食品が少ない
、カフェに入っても注文できるメニューがない
という理由もありますが、煎餅やチーズ1〜2切れで満たされることが多いです。


チョコレートも以前は依存症気味なほど好きでしたが、チョコを含め甘いものはほとんど欲さなくなりました。(嫌いなわけではないので、食べれば美味しいな〜とは思います。)
またパン屋さんやパスタ屋さんの前を通りかかっても、入りたい・食べたいという欲求がなくなったので、私的にはかなりビックリです!!
毛穴がキュっ!
開いてしまった顔の毛穴が目立たなくなり、そのおかげか化粧崩れが減って、ファンデーションのノリが良くなりました

すでに詰まってしまった毛穴の黒ずみに変化はありませんが、毛穴が目立たなくなったのは嬉しい変化です

ただし毛穴が目立たなくなると、今まであまり気にしていなかったシミが、急に目につくようになります
人の欲には果てがないなぁ〜と思う一件です。

月経前症候群(PMS)の改善
月経(生理)の前にイライラしたり、甘いものが無性に食べたくなったり、乳房がはって痛んだり…といった身体の不調(PMS症状)が、かなり軽減しました。
今まではイライラするとカレンダーを見て、あ〜もうすぐ生理がくるんだ
と準備をしていましたが、イライラのサインがほぼなくなったので急に生理が始まって驚いた月もあります。

周期も安定し、生理が始まってからの腹痛もほぼなくなりました。
毎朝の快便 !
以前は便秘知らずでしたが、妊娠と出産を機に便秘と下痢を繰り返すようになりました。
うん○が出るタイミングも不規則で、原因もハッキリせずに困っていましたが、グルテンフリーに変えてから毎朝快便になりました

ただし小麦を摂取したり、不規則な生活が続くと便秘や下痢は戻ってきます。日本人は便秘に苦しんでいる方がとても多いと聞くので、もしかしたらグルテンフリーが打開策の1つになるのかもしれません。
ちなみに便秘を解消したい場合、7時間以上何も固形物を摂取しない時間が、1日に1回は必要なんだそうです。
味覚が鋭くなった
これは息子にも言えることですが、野菜やお米の甘みを以前より感じられるようになりました。
息子が『この大根とキャベツ、甘くておいしいね』と言ったときはビックリしました

特に息子は産地や購入店によって、同じ味付けでも「今日のおいしい!」とか「今日のは好きじゃない」とか言い(当て)ます

元々、大人より味覚が鋭い子どもは、さらにその感覚が研ぎ澄まされたのかも?しれません。(私はそこまでは分かりません)
目覚めがシャキッ!
朝の目覚めが格段に良くなりました!
以前はアラーム音が耳横でガンガン鳴り響いても起きられない(聞こえない)ことがよくありましたが
今はちゃんと聞こえます


睡眠2〜3時間のときも一応起きられるので(二度寝することはありますが)、これも私にとっては大きな驚きの変化です。
最近は朝4時前後に起きて、憧れだった朝活続行中です
(最近サボり気味ですが)

目力
先日、久々に親しい友人とランチに行きました。
食事を終えて1時間ほどたった頃、どこに視線を向ければよいか急に分からなくなり、それまで弾んでいた会話も上手く受け答えができなくなりました。
不意に視線が泳いでしまうとき、まぶたが重たいような目が開ききっていないような…そんな感覚があります。目に力が入らなくなったり集中力が低下したりする原因も、小麦だったのかぁ〜
と驚きました。

「目力」という表現は大袈裟かもしれませんが、物事を見据える力(みたいなもの)がグルテンフリーによって少し戻ってきたような感じがしています。
声の音域が広がった?!
10代の頃に歌えた歌が、年齢を重ねるごとに高音が出なくなって歌えなくなっていました。
その歌が最近、何だか楽々と歌えます

アレルギーの先生の話によると、身体が浮腫んでいるときは同時に内側の臓器も浮腫んでいるんだそうです。
もしかしたら声帯周辺にも浮腫みが出て、音域を狭めていたのかもしれない?と思っています。(私の憶測です)
体力の低下
私の家の周辺には急な坂道が多いので、昨日は自転車でのぼれた坂が今日はのぼれない…など、自分の体調や体力の変化に気づきやすい環境で暮らしています。
グルテンフリーを始めて1ヶ月くらいは、体調がとても良く体力も上り調子でした。
それが2ヶ月に入った頃から体力の低下を感じるようになり、坂道がキツイ…息がきれる…疲れやすい…と感じることが多くなりました。
野菜やたんぱく質は今まで以上に献立に盛り込んでいるのに、何かしらの栄養素が決定的に!不足している感じがしています。
つい最近オーガニックのキヌアを購入して白飯に混ぜ始めたので、しばらく経過をみたいと思います。
カサカサ乾燥肌
子どものくちびるがパックリ割れて血が出ることは以前にも書きましたが、私自身も最近、全身が乾燥していて痒いです。
私の場合、もともと乾燥肌が年々悪化しているのでグルテンフリーが直接関係しているかは分かりませんが、少なくともグルテンフリーが肌の保湿につながることはなさそうです

お腹がすく
暴食が減っても体重が落ちない最大の理由はコレだと思います

白米って腹持ちがよいと言われていますが、消化が良いのでしょうか?お腹がすくのが早くなった気がします。
子どもたちも食べ終えて2〜3時間後には「お腹すいた〜!」と言い出し、お代わりの回数も増えました。
思い返すと胃もたれすることもほとんどなくなったので、やっぱり消化が良いのかなって思います。
とにかく、お腹がぺこぺこ〜
!!!と実感する機会が、格段に増えました。

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ここまで読んでくれた方の中には、グルテンフリーって良いことが多いな〜と思ってくれる方もいるかもしれません。
けれどグルテンフリーを完璧に行うのは、おそらく想像するより何倍も大変です。
私の自由時間のほとんどは、調べて、検証して、店を探して、注文して、レシピを調べて、試作して…の繰り返しです。
もちろんそこに対価は発生しないし、美味しく作れれば(小麦を食べていた頃と同等の美味しさで)普通、不味ければ子どもの中に不満がたまります。
外食すると、ほぼ100%の確率で小麦は何かしらの料理に含まれていますし、スーパーに並ぶ総菜、味付けされて売られている肉類、お助け調味料、レトルト食品、冷凍食品等はまず食べられません。
今まで食べてきた食事を180度変えることは、人によっては非常に大きなストレスになるそうです。
ストレスは副腎の負担になります。
副腎についてはまた後日書きたいと思いますが、炎症を抑える大事な仕事をしている臓器なので、副腎に負担がかかるのはなるべく避けたほうが良いそうです。
なので小麦アレルギーやセリアック病でない場合は、無理をしない範囲で行うことが1番大切だと私は感じています。