発芽玄米の前に玄米粉について書いておきます。
私はグルテンフリーを始めた直後、玄米を食べ始めたのと同時進行で、Amazonで評判の良かった有機玄米粉も購入していました。
お米1合に対し玄米粉を大さじ1杯分入れて炊飯器で炊きます。
炊きあがると玄米粉がドロっとするので、白米と混ぜると水加減を失敗したような少しベチャっとしたご飯になりますが、味そのものはあまり変わりません。
このお米を朝昼夜と子どもに食べさせていました。
玄米粉入りご飯を食べさせて1週間。
息子の顔と娘の足にブツブツができました。
新たなアレルギーかと心配した湿疹は玄米に含まれるアブシジン酸が原因だったようです。

オーサワの有機玄米粉。
1週間で使用中止しました。
玄米を粉にしただけの玄米粉では、200°C程度の高温で焙煎しないかぎり、玄米に含まれるアブシジン酸が無毒化されず、そのまま残っている可能性が高いと推測できたからです。
玄米粉入りのごはんをやめたら3〜4日で2人の湿疹は消えました。
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懲りない私は、玄米食の良さを丁寧に書いてくださる方のブログを参考に、新たな商品を購入してみました。
さっそく白米2合に対し、おいしい玄米粉(大さじ1)を入れて炊いてみました。
味はほとんど変わりません。
多少かためのごはんに炊きあがるかな〜くらいの印象です。
ですが…!!!
このごはんに変えて3日後…
写真を撮り忘れましたが、1度消えた太ももの湿疹も復活していました

不安になったので、販売代理店においしい玄米粉について問い合わせてみました。
(電話による口頭での回答です。)
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Q.高温熱殺菌処理済と表記されていますが、実際には何度で何分間、高熱処理されているのでしょうか?
A.120度で1分間、高熱処理しています。
Q.アブシジン酸は無毒化されているのでしょうか?
A.アブシジン酸の含有量については検査していないのでわかりません。
Q.使用している玄米は、無農薬や天日干しなどの栽培方法はとられているのでしょうか?
当商品は玄米ではなく「脱脂糠」から作られた商品です。特に無農薬・天日干しなどの栽培方法はとられていません。
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ガーン!!!( ̄◇ ̄;)
まず脱脂糠とは、白米を精米するときに大量に出される糠を意味し、多くはゴミとして廃棄されるものです。
さらに無農薬でない場合、その糠層には、農薬が残留している可能性が非常に高いです。
そして!!
アブシジン酸を無毒化する(失活させる)ためには、約200°Cの高温で焙煎する必要があるのに、こちらでは120度で1分間だそうです。
つまり廃棄されてもおかしくない玄米の糠層が単に粉にされ、120度で1分間高熱処理されただけの商品だったということです

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私の勝手な憶測ですが、この商品にたどりつく人って、きっとすごく健康に気を使っていたり、何かの病気と闘っていたり、きちんとした目的のある人が圧倒的に多いのではないかと思います。
それなのに…

悲しくなりました。
なんだかとても、悲しくなりました…。
結論を述べると玄米粉。
私はダメだと思います。
仮に焙煎されている玄米粉だとしても、その玄米が無農薬であるかの保証がないから(オーガニック商品で、さらに200度以上の高温で焙煎された玄米粉があれば話は別)です。
けれどグルテンフリー食品には玄米粉入りの商品がとても多いです。
知らずに購入した下記のグルテンフリー商品にも、玄米粉が含まれていました
健康に良いとされてる玄米ですが、
「きちんと高温で焙煎されていない玄米粉は、とても危険…!!」
これが色々と試した私の見解です。