きっかけは川村カオリが「金色のライオン」を唄ったと云う話を聞いたからからかもしれない。
それ以来、私のiPodから流れるのは中田ヤスタカやパフュームでなく、10~15年程前に聞き込んだ楽曲たち。
あの頃、私は何を考え、何がしたかったのであろうか。
ただがむしゃらに酒を飲み、煙草をふかし、話をし、歌を唄い、笑った。
大人になるちょっと手前のモラトリアムな時期。
大人になりたいと言いながら、大人の世界の事などこれっぽっちも分かってなかった時期。
1年後でなく、明日の自分さえも想像できなかった時期。
前出の川村かおり(あえてひらがな)の楽曲に「パイレーツ」と云う曲がある。
遊び仲間とつるんで、街を彷徨する主人公達を海賊になぞらえた歌だ。
ヘイ、僕たちいつか、探しているものに出会えるのかな?
さっき見た映画のヒーローみたいに、なれる日がいつかくるかな?
私は何を探し、現在その探しているモノには出会えたのであろうか。
その答えは分からないけど、あの頃を思い出すと幸せだなって思う。
時は流れ、住む場所も遠く離れ、会う機会も少なくなってしまったけれど、あのころの仲間は今でも親友だと思っている。
探していたモノはすでにそこにあり、それが見えるようになる為の期間だったのかもしれない。
しかし、今も全貌は見えてないのかもしれない。
私自身の結婚式の時に、「次にこれだけのメンツ揃うのはだれかの葬式だね」なんて軽口を叩いたけど、やっぱりそんなのまだ早い。
何を考えてるかとか、何がしたかったのかなんて大それた名目はなく、一緒にいたかっただけなんだろうなと思う。
また酒を飲んで煙草をふかし、話をしよう。
歌も唄おう。
そして笑おう。
船はまだまだ大きくなるよ。
出会えた事に感謝してます。
今年もよろしく。