このブログをご覧になっている方の中には既にDCが導入されている企業にお勤めの方もいらっしゃると思います。今日はDCを導入する時の投資教育がどんな風に行われているかについてお話したいと思います。DCの投資教育は確定拠出年金法や法令解釈通知によって、「事業主の責務」として規定されております。では、どんな投資教育が行われるかと言いますと、導入時はセミナーを開催するケースが多いのが現状です。一部の会社では資料の配布で済ませてしまうケースもありますが、ごくまれです。
DCが導入される場合は往々にして退職給付制度の制度改定を伴いますので、従業員への説明と投資教育をきちんと実施する事業主がほとんどです。投資教育は1回50名程度を対象に行われ、場所は本社勤務の事務系の方であれば会議室、工場では食堂や講堂なんてケースもあります。
セミナーの実施方法には資料を配布してホワイトボードで説明するケースやパワーポイントを使って、
スライド上映して説明するケースがあります。どちらの場合でも、従業員の方は「年金」の話なんて
初めて聞く方が多いため、関心を引き寄せ、講師の方に向いてもらうのに苦労します。
ガイドラインでは就業時間中にということが言われていても、実際には就業時間外や夕方に行われて
いるケースもあり(時間外の場合は割増賃金を払っているケースもあります。)、従業員からしてみれば
「なんで疲れているのにつまんない話を聞かなきゃならないんだよ。」というところが本音でしょうか。
セミナーはだいたい2時間程度で制度と投資の基本を説明して終了します。従業員の方は2時間座りっぱなしで説明を聞くのは結構大変で寝ている方もいらっしゃいます。
この導入時のセミナーが終了すると後は、掛金の拠出が始まり、自分で運用して!となるわけですから、
従業員の方や導入企業の担当者が「本当に運用できるのか。」と心配するのも無理はありません。
しかし、最初から上手に運用できる方なんていないし、そのために元本確保型商品が用意されていること
を思えば、まず、やってみるということも必要だと思います。DCの投資教育、雰囲気を感じていただけたでしょうか。