先日、NHKの「クローズアップ現代」で、注文住宅の建築費を大幅に前払いした後、建設会社が倒産して建築がストップしてしまっているという話題が取り上げられていました。 その裏側には、建て売りとは違って注文住宅の場合、前払いをした建築費用が会社の運転資金に充てられていたという実情があるようです。
ある程度、規制がしっかりしている日本でさえこの状態。 もちろん、タイでも同様のことは十分に起こりえます。 しかも、そういったトラブルに巻き込まれた際でも言葉が不自由な外国人にとっては、状況の説明ですら難しい。 よほど、「自衛策」を事前にして慎重に進めなければならないわけです。
そういえば、今回の世界的な不況の中で、タイでも建築計画中・あるいは建設途中のコンドミニアムが延期になったり、建設そのものが不透明になりかねないという話を聞いたことがあります。 しかし、契約した後は全額を払い込んでいるわけではないにしても、毎月のローンは払い続けなければならず、皆がこれを滞らせてしまうと、それこそ建築会社が倒産して、水の泡。
いつ住めるかも分からない夢の住居のために、ローンは継続。 なんだか、切ないですね。 当時、僕も新築のコンドミニアムを探していたのですが、まだその頃はそこまで悲観的な状況でありませんでしたから、はっきりいって新築コンドミニアムのそんな落とし穴はさほど検討もしていませんでした。
それでも、結果として建築済みの中古コンドミニアムの購入に落ち着いたのは、「価格」でした。それなりの(というより、かなりの)中古ですので、そりゃ見栄えは新築とは比べようもありませんが、スタジオタイプで肩をすぼめて住むより、古くてもスペースをとったわけです。
本当は、グリーンをたくさん導入した小庭付き一戸建てが夢なんだけど、外国人なので一戸建ては購入できません。 でも、自分の置かれた状況を考えると、そんな贅沢は言っていられませんね。