ASEAN会議の妨害に始まった赤服軍団による暴挙は、最終的に解散という形で収束しました。 しかしながら、今回の暴動でバンコク都民を中心に赤服への嫌悪感は増強され、昨日も赤服乗客を乗せたタクシーが赤服軍団と勘違いされ、車両がおそわれるなどという事件も起こっています。

報道では、抗議活動そのものではなくこういった市民感情が解決されない限りは、赤服軍団が地下組織化(ゲリラ化?)する危険性もはらんでいるとのことです。

しかしながら、前回の黄色服の空港占拠もかなりの批判を浴びましたが、今回の赤服はそれ以上かもしれません。 市内の主要交通箇所を封鎖し、強奪したバスに火を放つなどその行動はコントロールを失っているとしか思えませんでした。

中には、反対行動を行った一般市民に対して発砲し死亡させたり、イスラム教関係者との摩擦など、各方面に軋轢を残した形となっています。部外者である我々としては、一刻も早い解決を願うしかありません。

さて、一方で事態が収束し、ソンクラン(タイ正月)最終日を迎えた昨日15日は、バンコク都内でも至る所で水掛けを祝う姿が見られました。 「祝う」というと聞こえはよいのですが、実際はバケツやホースで水をまき散らすのが実態で、濡れたくない人にとっては迷惑な話です。

バスに乗っても、普段は窓を開け放しているノンエアコンバスもこの日ばかりは、窓を閉めきり。 沿線住人が、自家用車だろうとバスだろうとお構いなしに水をかけてくるからです。 これなら、大丈夫と思いきや、バス停に停車してドアが開いたところでホースで散水。 案の定、シャツもズボンも濡らされてしまいました。

まぁ、それでもデモ活動による争乱に比べれば、水掛けの騒ぎなど大したことはなく、むしろ大人子供関係なく遊びに興じる姿の方が、やはりタイ人には似合っているように思えます。