障害者受け入れ
運営開始から1年がたった喜連川社会復帰促進センター=さくら市で不惑を過ぎ、独身。生活苦から万引をした。行き着いた先は塀の中だった。午前十時。ちぎり絵教室が始まった。冒頭の男性を含め、生徒は緑色の作業着を着た男性受刑者七人。全員が軽度の知的障害者だ。「きょうは長嶋茂雄が引退した日なんですよ」。若い女性講師が場を和ませる。全十二回の教室は終盤。班ごとに共同制作のテーマを決める日だった。「山がいい」「富士山だ」「何色の画用紙にする」。ある班はすぐ決まった。だが男性の班からは声が聞こえてこない。講師が間に入り、やっと熱帯魚を作ることに決まった。対話し、社会性を育てるという共同制作の意義は難しくてよく分からないが、男性は「みんなでやるのは、楽しい」と感じる。男性たちが暮らすのは、知的、身体、精神障害者と要介護の高齢者を五百人収容できる「特化ユニット」と呼ばれる収容棟。四棟あるうちの一棟で、喜連川社会復帰促進センター(さくら市)の特徴ともいえる施設。
[引用元:東京新聞]
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