衆院選マニフェスト
民主党は9日の「次の内閣」で、衆院選マニフェスト作成に着手した。その矢先、社会保険庁が厚生年金の算定基準となる標準月額報酬(給与水準)改ざんに職員が関与していた事実を認めた。年金問題は、昨年の参院選で民主党を大勝に導いたテーマの1つ。今度は政権交代の実現に向け「消された年金」を徹底追及する構えだ。民主党の鳩山由紀夫幹事長は9日午後、党厚労・総務部門合同会議で、改ざん問題について「徹底追及し、国民の不利益ができるだけ早急に回復されるように努力していく」と訴えた。山岡賢次国対委員長は9日、この問題に関する閉会中審査を行うよう自民党に申し入れた。小沢代表が公表した政権構想の骨格には、冒頭に「確実・公正な『信じられる年金』の確立」として、基礎年金(最低保障)部分を全額税で賄う制度導入などが盛り込まれた。
[引用元:中日新聞]
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