『年金運用益』

厚生労働省所管の年金積立金管理運用独立行政法人は29日、公的年金積立金の2008年度第1・四半期（4－6月）の運用実績（市場運用分）が1兆3042億円のプラスに転じたと発表した。利回りは1．41％。4月から5月にかけ国内外の株価が一時上昇したのが主因で、米国の低所得者向け高金利型（サブプライム）住宅ローン問題の影響で過去最大のマイナス運用に落ち込んだ07年度から持ち直した。