財務基盤弱く投資手控え
8月28日21時41分配信毎日新聞今月に入り、ジャスダック証券取引所で上場企業全体の時価総額が4年半ぶりに10兆円を割り込んだほか、東証マザーズや大証ヘラクレスの株価指数も過去最低を更新するなど、新興市場の低迷が目立っている。市況の低迷が続く中、財務基盤の弱い新興企業への投資を手控える動きが強まっているため。復調の兆しが見られなければ、新興市場再編に向けた動きを加速することになりそうだ。株価動向を示すジャスダック指数は14日に年初来安値の56.29まで下落、時価総額は9兆9883億円となり、04年2月5日以来の10兆円割れになった。マザーズ指数は15日に438.56、ヘラクレス指数も14日に717.06とそれぞれ指数算出以来、過去最低を記録した。また、28日の終値を昨年末終値と比較した下落率では、ジャスダック指数が19.8%、マザーズ指数が41.7%、ヘラクレス指数が37.9%となり、日経平均株価の下落率16.6%を上回った。市場では不動産関連企業の経営破綻(はたん)が相次いだこともあり、財務基盤が比較的弱い新興企業から投資資金を引き揚げる動きが広がっている。相場反転の兆しは見えない。大和証券SMBCによると、国内に七つある新興市場への新規上場企業数は、昨年度の85社から今年4~8月は8社にとどまった。長引く市況低迷が背景にあるだけに、市場関係者からは「再編をさらに進めないと新興市場は生き残れない」との指摘が出ている。
[引用元:Yahoo[経済総合(毎日新聞)]]
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