犬もがんにかかりやすいというのはよく知られていることだと思います。
がんにもいろいろな種類がありますが、ゴールデン・レトリーバーやラブラドール・レトリーバー、ジャーマン・シェパードなどの大型犬が発症しやすいといわれる血管肉腫をご存知でしょうか。
血管肉腫もがんの一種ですが、血管肉腫というのは血液を介して皮膚やさまざまな臓器に転移するがんのことを言います。
乳腺腫瘍はメス犬のほうが発生しやすいですが、血管肉腫はオス犬のほうが発生率が高いといわれています。
特に皮膚にできる血管肉腫については皮膚や毛の色が薄い犬のほうがいいという報告もあります。
臓器への転移で多いのは脾臓や心臓です。肺への転移がある場合には脳へ血管肉腫が転移していることが多く、注意が必要となります。
皮膚に血管肉腫ができたときには硬い血豆のような赤みを帯びた状態になり、しこりが見られます。
かかりつけ医による定期健診も重要ですが、日ごろから愛犬の様子に気を配り、体をなでてあげるときにはしこりなどがないかまめに確認してあげると良いでしょう。
いつも体に触れていることで病気に気づくこともあると思います。
内臓に血管肉腫ができると体重が減ったり、お腹周りが大きく膨らむ場合があります。また、筋肉にも血管肉腫はできることがあります。
筋肉にできると足のむくみや筋肉の硬さを感じられることでしょう。
がんはその種類にかかわらず早期発見が何よりも大切です。愛犬のためにも早期発見をし、治療の幅を広げてあげてください。
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