結構多い「保険そのもの」を選ぶのではなく、「自分が支払える保険料」で加入を決めている人!!
日本の保険会社は、これまで「死亡の保障」一本槍でした。最近ようやく「医療の保障」にも力を入れ始めましたが
そこで、主力販売されていたのが、定期付終身保険と呼ばれる商品です。
「更新で突然保険料が上がった!」
なんて、よく耳にするあの商品です。
ただ、今でこそ賛否両論ありますが、当時はそれなりに時代に合った保険でした。
販売当時は、こんな売られ方をしていました。
「この先、何年かしたらお給料だって上がってるでしょ。そうしたら更新のときに保険料が上がっていても大丈夫よ!」
こんな感じで営業マンから説明(説得?)されて、本人もそのときは「なるほどね」と納得して加入したものでした。
(たまに、「更新で保険料が上がるなんて聞いてない!」という方もいますが・・・)
でも、今の世の中はどうかといえば・・・・
およそ日本人の2人に1人が加入している、と言われる保険があります。それが、定期付終身保険です。
この保険は、分解すればカンタンなのですが、とにかくいろんな保障がセットされていますので、ちょっと見は複雑に思えてしまいます。
これはよくある誤解です。
保険証券には「主契約が終身」との記載があります。で、これを見て、「私の保障はすべて終身!」と勘違いしてしまうのです。
日本の生命保険はいろんな保障がセットになっているとお話しました。
たいてい、「主契約」は終身保険というケースがほとんどです。
ということは、保険証券に書いてある終身保険以外は、すべて「特約」になります。
あなたの保険証券にも、たくさん記載されているんじゃないでしょうか。
その他、もろもろの「特約」が。
終身保険、つまり、「主契約」の保険金額は、少ない人で10万円、多い人でも500万円程度が一般的です。
そして、ここからが大事なところ。
「すべての保障が終身!」だとの本人の思い込みを裏切り、実は、終身保障されるのは、「主契約」だけ。残りの「特約」は、すべて一定期間だけ保障される、いわゆる定期保障特約なのです。
詳しくは、