私がビットコインに初めて触れたのは2015年のこと。友人の「これからの時代は仮想通貨だ!」という熱い言葉に押され、貯金の半分をつぎ込んで購入しました。価格は1BTC=3万円ほど。夢のような未来を想像しながら、ウォレットに並ぶ数字を眺めるのが日課でした。しかし、2018年の暴落で価値は激減。「ビットコインがゼロ円になった世界、それは私の後悔が報われる唯一の未来」と冗談半分で思ったこともありました。それでも、私はビットコインを売らずに持ち続けました。なぜなら、その裏にあるブロックチェーン技術の可能性を信じていたからです。
あの暴落を経験した後、仮想通貨市場は大きく変わりました。セキュリティが強化され、取引所は信頼性を高める努力を重ね、規制も整備されてきました。私はその間、勉強を重ね、分散型金融(DeFi)やNFTの登場に心を躍らせました。ビットコインは単なる投機対象ではなく、新しい経済の基盤だと気づいたのです。2021年、価格が急騰したとき、友人は「今売れば大儲けだぞ!」と笑いましたが、私は売らずに追加投資。なぜなら、ビットコインは短期的な利益よりも、長期的な価値を持つと信じていたからです。
2025年現在、ビットコインは世界中で注目を集めています。エルサルバドルが法定通貨に採用し、米国の企業が資産として保有。私のウォレットも、当時の投資額を大きく超える価値になりました。でも、価値以上に嬉しいのは、ブロックチェーンが社会を変える一歩になっていること。金融の透明性、個人間の自由な取引、そして中央機関に頼らない未来。それを少しでも体感できたことが、私の誇りです。