築年数が進んだ戸建ては、冬は床下から底冷え、夏は西日で窓から熱風が入り、料理する気力が削られます。

結果として「出来たご飯を隣の部屋へ運ぶ」生活になり、家事動線も崩れます。

🧊 冬の底冷えは床下断熱で体感が変わる
床が冷たい家に起きがちなこと

スリッパでも冷える

朝晩にキッチンへ立つのが億劫

暖房を上げても足元だけ寒い

判断基準:床下点検で断熱材が入っていない場合は、床断熱が効きやすいです。
床を剥がして根太と根太の間に断熱材を充填すると、足元の不快感が減りやすく、暖房効率も上がります(※劣化状況や工法で方法は変わります)。

🔥 夏の西日は「内窓」で熱気の入口を抑える

夏の暑さがつらいキッチンは、窓まわりがボトルネックになっていることが多いです。
内窓(追加の窓)は、冬の冷気だけでなく、夏の熱気も入りにくくしやすいのが強みです。

判断基準:
・西日が強い
・料理中に窓付近が熱い
・冬も窓際が冷える
この条件が当てはまるほど、内窓の満足度は上がりやすいです。

🛠 今回の工事内容まとめ 水回りリフォームの現場目線

「キッチン室」の快適さの主役は、実は断熱と内窓です。

✅床を剥がして断熱材を施工(床下の冷え対策)
✅窓に内窓を設置(夏の熱風・冬の冷気対策)
✅床・壁・天井の内装を一新(清潔感と明るさ)
✅照明交換(手元が明るく、雰囲気も変わる)
✅キッチン本体を交換
✅ガスコンロ→IHへ変更
✅レンジフード交換
✅食洗機の追加


現場でよくある失敗
・「キッチンだけ新しくした」けど、床が冷たくて結局つらい
・「見た目は綺麗」でも、窓の暑さ寒さが残って後悔
・収納量を確認せず、物が収まらない

優先順位の考え方:
快適さ重視なら「床断熱+内窓」。家事負担を減らすなら「食洗機・IH・レンジフード」。予算と不満点を整理してから決めると失敗しにくいです。

💰 キッチンリフォーム費用 相場の見方と相場の目安

今回の総額は160万円。内訳は以下のイメージです。

商品代:80万円(キッチン、IH、食洗機、レンジフード等)
工事代:80万円(床解体と断熱、内窓、内装、電気工事等)

※工事費用は、築年数、劣化状況、下地補修の有無、地域、設備グレードで変動します。

見積もり比較のコツ
・「商品代」と「工事費用」を分けて見る
・断熱・内窓などの“性能改善”が含まれているか確認
・追加工事が出そうな箇所(床下・配管・下地)を事前に質問

📌 迷ったらここだけ押さえる 判断基準3つ

・寒さ暑さが強い→床断熱・内窓を優先
・掃除と家事がつらい→食洗機・レンジフード・IHを検討
・今後も長く住む→内装まで一緒に直すと満足度が上がりやすい

「全部やるべき」ではなく、暮らしの不満と予算で最適解は変わります。