地震や台風のあとに増えやすいのが、住宅の不安につけ込む突然の点検や修理の勧誘です。

「近所で工事をしていて、お宅の屋根がずれているのが見えました」
「次に雨が降ったら家の中まで傷みます」
「今日なら特別に安くできます」

こう言われると、屋根は自分で見えないだけに不安になります。しかし、見えないことと、相手の説明が正しいことは同じではありません。

まず、その場で屋根へ上げないこと。次に、契約や支払いを急がないこと。どこが、どのように壊れているのか、別の会社にも同じ箇所を確認してもらいます。

実際に雨が入りそうな場合でも、「今夜の雨をしのぐ応急処置」と「屋根全体を替える本工事」は分けて考えられます。緊急性を理由に、工事範囲まで一気に決める必要はありません。


“今日だけ安い”と言われた工事ほど、今日決めない。
離れて暮らす家族にも、ぜひ共有してほしい言葉です。