おはようございます。


最近では中国の武漢から広まったコロナウイルス一色ですね。

 

もともと日本では3月と言えば年度末で一年のうちでも最終月扱いをされることが多いのですが、元々はローマ歴の最初の月でした。
3月を最初の月として数えていたために、英語では10月が8を意味する"Oct"の"October"になったと言われています。
では、さっそく"March"についてなのですが、以前もお話しましたが1月から6月までは神様に纏わる由来が続きます。
3月"March"はローマ神話の軍神"Mars"が由来しています。
3月といえば、実際の気温や天候はおいといて、何となくポカポカ陽気でそろそろ春だな~という印象がある時期ですよね。
やはり昔も気候も穏やかで、ローマ軍が行動を始めるに最適だったことから軍神の名が結びついたようです。
また、農耕暦だった古代ローマ暦では3月が1年の始まりです。3月は農作業を始める月だったことから、軍神マールスは農耕の神としても祭られるようになったそうです。
ヨーロッパ圈でも軍神マールスが3月の語源となっており、フランス語で"Mars"イタリア語で"Marzo"と呼ばれます。日本では「マルズ」や「マールズ」と呼ばれています。

 



昔は3月が今で言う新年であり、始まりの年でした。
冬が終わり始める時期でもあり、戦いも行いやすい時期だったのかもしれません。
宇宙に浮かぶ太陽系第4惑星「火星」は、"Mars"マーズと呼ばれることはご存知かと思います。その赤い色が戦火や鮮血を連想するとして、戦争を司る軍神マールスから命名されているとも言われています。

また"march"「マーチ」と言えば、「行進」という意味も頭に浮かびます。
実際に英語辞典を開けば"march"は動詞として「行進する」という意味も含まれています。
「行進」を行う組織といえばやはり軍隊ですから、軍神マールスとも何らかの関係があるとみられています。

ちなみに欧米によくある"Mark"という名前も人それぞれではありますが軍神マルスに由来しているという説も中には存在するようです。
では、軍神マールスはどんな神だったのかと言うとズバリ勇敢なモテモテ戦士です。
当時かなり慕われ、主神なみに崇拝されたという話もあります。こんなことを言うと、グンと世界中のマークという名を持つ男性のハードルを上げてしまいますが、その他軍神マールスの人物像を説明するとギリシャ神話の全知全能の存在であり主神であるゼウスとヘラの子であり、育ちの良い神様だったそうです。美しい女神として有名なあのアフロディーテの恋人としても知られています。
ちなみにアフロディーテは4月で登場します。

 

 

毎年3月は年度末ということもあり、新年度や決算などで忙しい人が多いと思います。今年はさらに中国の武漢から広まったコロナウイルスもあり、日本中、世界中が大変なことになっています。そんな時だからこそ、「春」を季節を感じてみませんか?季節を感じるというのは、心に多少の余裕が無いと感じられません。大変な時期だからこそ、木々の春への移り変わりを楽しみましょう。

 

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