おはようございます。


前回、「"December"と"February"の由来」での紹介で"dec"の「10」についてのお話を覚えていますか?
十進法という言葉も登場しました。
そもそも「十進法」とはなんなのか?と思われる方も多いかと思います。日本語での日常的な会話でもなかなか登場しませんよね。
まず、「記数法」というものがあり、数を数字を使って表す方法のことをいいます。
"unary"一進法、単項の
"binary"二進法、二項の、二値の
"ternary"三進法、三項の
"quaternary"四進法
"quinary"五進法
"senary"六進法
"septenary"七進法
"octal"八進法
"nonary "九進法
"decimal"十進法
"undecimal"十一進法
"duodecimal"十二進法
"tridecimal"十三進法
"tetradecimal"十四進法
"pentadecimal"十五進法
"hexadecimal"十六進法
"vigesimal"二十進法
"sexagesimal"六十進法
「○進数」と言いたければ"○○number"と表現することができます。
ここでも"septenary"(七進法)"octal"(八進法)"nonary "(九進法)当たりは、どこか見覚えがある綴りですよね。

 



0~9の10個の数字を用いて、0から始まり9の次は位が1つ上がって10となります。10数えるごとに位が上がるので十進法と呼びます。
日本はもちろん、英語でもこの十進法が使われています。少なくとも、ある程度以上の人口が話している言語では殆ど全てが十進法です。

反対に使われてない国ってあるのでしょうか。私たちは当たり前のように0から9を数えて、さらに10から19、20から29・・・と数えています。
しかしメジャーな言語で十進法で物を数えない例外としてはフランス語の二十進法があります。
二十進法というと、0から9、その先にあと9つ何かしら別の表現があるということになります。しかし、フランス語も1から全ての数を二十進法で数えている訳ではありません。
例えば「80」を"quatre vingts"(4×20)と表記するといったように、一部に二十進法の面影が残っている程度です。
このようにフランス語と似たような体系を持つ言語はアイヌ語やグルジア語など、世界各地にそれなりにあるようです。

ちなみに十進法についてです。
十進法が考えられる基となったものは、人間の指であると言われています。私たちは指先を降りながら数えることってよくありますよね。
このように、人間が物の数を数えるに際してまず最初に使うであろう指標が10本の指であるため、自然と10を1つの単位として扱うようになったのではないか?と言われています。

 

 

 

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最新記事はネイティブも実際に使っている!面白い英語表現(2019年12月18日)

 

 

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