おはようございます。


空手や合気道、剣道などなど日本文化を象徴するスポーツがありますが、中でも柔道は海外でも馴染みのあるスポーツです。
そして昨日まで世界柔道選手が開催されていたことと、来年はオリンピックということもあり、今回は柔道について英語で説明することを取り上げていこうと思います。
皆さんは説明や紹介をすることが出来ますか?

柔道は世界共通で海外でも"judo"とそのままの言葉で呼ばれており、国際的に柔道の発展を推し進める"International Judo federation"という協会も存在します。
私たちが思っている以上に柔道とは世界的なスポーツの中でも認知度の高いスポーツなのです。
英文と一緒に簡単な柔道の歴史と教えを紹介していきます。

 



"Judo was founded in 1882 by Mr. Kano Jigoro."
「柔道は1882年に嘉納治五郎師範によって創立されました」

"The origin of Judo is Jiu-Jitsu."
「柔道の起源は柔術です」

"Judo is a martial art that was newly established, aiming at nurturing personality, incorporating the original "jiu-jitsu" technique."
「柔道は元来の"柔術"の技を取り入れ、人格育成を目指して新しく設立された武術です」

"It was the wish of Mr. Kano Shihan to contribute to the development of society by completing oneself by training the mind and the body through practicing Judo".
「柔道の練習を通して、自身の心身を鍛えて自分を完成させることで、社会の発展に貢献してほしいというのが嘉納師範の願いでした」

Judo is the origin of the level system that is the main axis of Japanese martial arts
柔道は日本の武道の主軸となる段位制の発端です
Judo was the first to introduce a black belt as the highest level.
最高段位として黒帯を導入したのも柔道が最初です。

そして「精力善用」「自他共栄」という言葉があります。
「精力善用」は"Maximum efficiency"と訳し、「エネルギーを善く(有効に)働かせること。」を意味します。
さらに噛み砕くと、柔道は「制する」のではなく、相手の力を利用しながら自分の力を有効に働かせることを学びます。

他力を制したり傷つけながら自分が上に上ろうとするのではなく、他の力と強調しながら効率的に目標を達成することを目指します。
そうして、社会の力になるように人格を育成していくといった理念なのです。

「自他共栄」は"Mutual welfare and benefit"で詳しくいうと、「互いに信頼し、助け合うことができれば、自分も世の中の人も共に栄えることができること。」です。
他と強調しながらともに栄える精神を柔道の練習によって育成することで、世の中に立派な選手たちが増えていってほしいという思いが込められています。

 

 

自分の好きなスポーツや日本の文化・歴史・神話などを外国語で相手に伝えられることは素敵な事です。海外の方は自国の文化や歴史、成り立ちなどをよく知っています。残念ながら日本人は海外ばかりに向け、自国の良い文化や歴史、成り立ちなどを知らない人が多くいるように感じられます。せっかくの世界的なイベントであるオリンピックがあるのですから、日本の文化などに目を向け、日本について学びなおしてみましょう。そして外国の方に伝える際に、どう伝えて良いのかは、Webで翻訳を使ってください。簡単な単語で相手に伝わるように訳してほしいと翻訳家に伝えれば、そのように翻訳してくれます。

 

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