おはようございます。


「夏の風物詩」という表現における英語フレーズを紹介してきました。

前回はかき氷に纏わることまででした。

味覚の次は聴覚についてです。
"common feature of summer"で「夏によく見聞きする特徴」です。

"The cicadas are buzzing."(セミが鳴いてます)
"That’s one of the common features of summer in Japan."
(セミの声は日本の夏の風物詩です)

"common feature"の「よく見聞きする特徴」は何にでも使用できます。
なので"common feature of summer"は夏ならではの毎年見られる特徴に対してであれば「夏の風物詩」として使い回しが出来るフレーズなので覚えておくと便利です。
例えば、夕立や入道雲、自然現象などに使うと美しいです。
実は、日本のようにセミが夏に一斉に鳴くのは世界的に珍しいことと言われています。

また、日本の夏に外せないのが"wind chime"「風鈴」です。"wind bell"でも通じます。
美しい絵柄と涼し気な音色が外国人にもとても人気です。

 



"A furin is a Japanese wind chime ."
(風鈴は日本の風で鳴るベルです。)
"A furin is a small bell made of glass, metal or porcelain."
(風鈴はガラスや金属、陶製の小さな鐘です。)

"A furin is hung outside under the eaves of the roof so we can enjoy cool sound that it makes when its tanzaku is blown by a breeze."
(風鈴は軒先に吊るされ、短冊が風に吹かれて鳴らされる涼しい音色を楽しむことができます。)

「風が吹くと音が鳴る」は、"A wind chime tinkles in the wind."です。

その他夏の風物詩と言えば"firefly"「ホタル」です。"lightning bug"と呼ばれていることもあります。
日本でも最近ではなかなか見ることが難しくなってきていますが、実は世界各地に生息しているのです。
何となく、「日本ならではの夏の風物詩」と勝手に日本だけの生き物だと思っていた人も多いのではないでしょうか。
アメリカだと、ジョージア州やフロリダ州などでよくホタルが見られるそうです。

そして子どもの頃、夏休みになると朝は近所の公園に集まりラジオ体操を行うのが日課でした。ラジオ体操は"Radio calisthenics"です。

"exercise"は鍛えることを目的とした運動すること、"gymnastics"は床運動や新体操のことを意味します。

ラジオ体操に使う"calisthenics"は、健康運動という意味の単語です。

実は日本のラジオ体操は、アメリカで放送されていたラジオ体操番組に発想を得て作られた、という話があります。
ちなみに、定番のフレーズ「腕を前から上に挙げて大きく背伸びの運動」は、英語だと"Raise your hands up to the sky."となるようです。
しかし、世界中で行われている日本のイベントでは日本語のラジオ体操のまま行われており、認知度は低いものの皆さん楽しそうにラジオ体操をしています。

 

 

近年は日本の四季を肌で感じるのが難しくなってきましたが、夏の風物詩を含め季節の行事や風物詩で季節を感じることが出来ます。風物詩というのは、日本だけでなく世界中にあります。この風物詩を含め、文化を翻訳するということは大変難しいことです。自国の文化だけでなく相手の国の文化を知らなければきちんとした翻訳をすることは出来ません。Webで翻訳には日本文化を含めさまざまな海外の文化を翻訳してきた翻訳家がおります。翻訳とはただ言語を置き換えるだけではありません。きちんと伝わる翻訳をご利用ください。

 

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