おはようございます。

 

本日から仕事を再開される方が多いのではないでしょうか。

夏季休暇、お盆休みは満喫されましたか?

満喫した夏の風物詩を英語で説明してみてください。
「風物詩」は"seasonal tradition"や"seasonal thing"と辞書には載っていますが、実はそのまま使うということはまずありません。

そのため「○○は夏の風物詩です」と英語で紹介する場合には少しだけコツが必要となってきます。
英語に訳するには「○○」の内容に合わせて、「風物詩」の訳を変えるのがポイントです。
少し変えるだけで細かなニュアンスを伝えることが出来ます。


例えば京都の五山送り火についてです。
"Gozan Okuribi is a summer tradition in Kyoto."
(五山送り火は京都の夏の風物詩です。)

 



"summer tradition"で夏の伝統です。
五山送り火に限らず以前少し紹介したようなお祭りや盆踊り、古来より続く「日本の伝統的な風物詩」を紹介するときに使うことでよりイメージが伝わります。

その他夏の風物詩と言えば食べ物がたくさんあります。例えばかき氷だと、
"Kakigori is a Japanese summer treat."
(かき氷は夏の風物詩とも言えるおやつです)
"treat"は「ごちそう」「おやつ」「楽しみ」という意味を持つ単語です。
かき氷など、夏の食べ物に使用できます。

かき氷は日本の食べ物です。台湾などにも話題となったかき氷に似たスイーツがあり以前流行りましたが、一応分かりやすく説明をするとなると、
"A shaved ice dessert flavored with sweet syrup, like strawberries, Macha green tea, or Blue Hawaii."
(氷を薄く削って作ったデザートで、いちごや抹茶、ブルーハワイなどの甘いシロップがかかっています)
"shaved ice"でかき氷です。
日本人観光客も多いハワイでは"d"を省略して"shave ice"と呼ばれることも多々あるそうです。文法的には、"shaved ice"の方が正しいのですが、日系移民がはじめたため間違った表現が広まったという説があります。
"shave"には、「薄く削る」という意味があり、"snow cone"などとも言われます。
かき氷にも最近ではたくさんの種類が出てきました。ふわふわ氷のものと粗めの氷のものとを分ける場合、特に粗いものは、"crushed ice"と言います。
「シロップをかける」は、"put syrup on the shaved ice"です。
日本ではいちごやレモン、宇治金時などが定番ですが、アメリカで一番人気があるのはレインボーというカラフルなものだそうです。
シロップのスペルは基本的には"syrup"ですが、アメリカでは"sirup"と書くこともあります。"sirup"の場合、発音も変わってきます。"syrup"の場合は「シラップ」のような発音ですが"sirup"だと「サァラップ」になります。

 

今回はまずこの辺で終了致します。

 

 

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