おはようございます。
皆さん、日本でもよくちょっとした言葉の違いで大きな誤解を生んだり、全く思ってもいない方向へことが進んでしまったりすることってありますよね。
英会話でももちろんそのような誤解したりされたりはあります。そして日本人がつい使ってしまいがちな言葉や返答の仕方などで起きてしまうこともあります。
例えば"Maybe"という単語です。
この言葉は一昔前、とあるドラマで使われたセリフで真似する人も増えたり、一斉に「多分ね」というようなニュアンスで「メイビー」と一言で返す人が増えました。
実はこの"Maybe"を使っての返答も海外の人々からするとあまりいい印象は持たれません。
例えば、"Are you coming to the party tonight?"(あなたは今晩のパーティー来るの?)」となど、パーティー出なくても「○○行く?」と聞くことはよくありますよね。このように聞かれた時、「多分行く(けどハッキリ行くとは言い難い)」時に、"Maybe I’ll go."と答えてしまう日本人はすごく多いです。
日本語で言う「多分行くよ~」といったニュアンスで使っているのかと思いますが、海外の人々は「どうして自分のことなのにはっきり分からないの!」という意味でイライラさせたり不信に思われることも多いようです。
"Maybe"とは「多分」という意味で学校でも習ってきたかと思います。もちろんそうなのですが「多分」の使い分けを知っていなければなりません。"Maybe"の「多分」とは「自分がコントロールできないこと」に対して推測する場合に使う単語だったのです。
なので先程の「○○行く?」という貴方自身の予定について聞かれた際に"Maybe"を使ってしまうと「自分の意思がない」と受け取られてしまうのです。
日本人は海外ではよく、「自分の思っていることをハッキリ言わない」「断ることをしない」と思われがちです。文化の違いと言えばそれでおしまいになってしまいますが、へんに気をつかって海外では逆にその態度が仇となってしまうのです。
なので、会話の中では自分の意思をはっきり示すことがとても大切です。
まずこれをしっかり心得ておくことを前提に置いておきましょう。
そして「多分行くよ~」と言いたいとします。
そう伝えたいのであれば、どれくらいの確率で行けるのかに応じて単語を使い分ける必要があります。
90%くらいの確率で行くのであれば
"I’m almost sure I will go to the party."
70%くらいの確率なら
"I’ll probably go to the party."
50%くらいの確率なら
"I might go to the party."
そして"Maybe"の正しい使い方については、前述の通り、「自分ではコントロール出来ないものを推測する」場合です。
日常生活の中で、コントロール出来ないものを推測して話題に持ち上がることと言えば「天気」かと思います。
「明日は多分雨だね」
"Maybe it going to rain tomorrow."
また「自分ではコントロール出来ないもの」なので他人のスケジュールに関しても同じことが言えます。「多分彼は忙しかったんだろうね」
"Maybe he was really busy."
友達との予定や約束事で友人と別の友人のことについて話をする際に「多分」はつき物ですよね。そのような場合に使えば違和感や不信感は与えずに会話が出来るでしょう。
単語や用語、ことわざでも間違って覚えてしまっていることがあります。よく間違った意味で覚えていることわざが「情けは人の為ならず」ですね。翻訳でも間違ってしまっては大変な事になることがあります。仕事で外国語を使う方ならなおさら気を付けなければなりません。特に書面でのやり取りの場合は、一つの間違いで相手に多大な迷惑や不愉快な思いをさせてしまうことがあります。外国語で相手に何かを伝える時は、十分注意してください。Webで翻訳
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