おはようございます。


今日、日本だけでなく世界では「地球温暖化」や「異常気象」が問題視されてきています。
日本でも年々過ごしにくい気候になってきました。冬はとても寒く、夏はとてつもなく暑いです。暑いと言うより、日差しがとても強く肌が痛かったり、熱中症や日射病で救急搬送されたり、最悪の場合には死にも至るケースがとても多くなっています。

今年の夏はどうなるのでしょうか。


しかし、「暑い」と一言で言うにも様々な種類の暑さがあります。気温は高くてもカラッと晴れて乾燥した暑さなのか、湿度が高くサウナのような蒸し暑い暑さやのか。
日本では夏になると「30度超え」と話題になることが増えてきましたが、世界一暑いとされるジブチ共和国は気温30度で、日本で言う「少し肌寒い天気」なのです。
ジブチ共和国は日本からは一万キロ離れたアフリカ北東部にあります。
面積は四国の1.3倍程で、約90万人が暮らしていると言われています。この国で観測した最高気温はなんと71.5度なのです。
考えられない気温です。しかも年間の平均気温が30度とされており、夏の気温は50度以上を超えるのが当たり前です。
日本は四季折々、雪も降れば雨も降るし涼しくて過ごしやすい季節もあれば春の陽気を味わうことも出来ますが、ジブチ共和国は雨季と乾季しかなくほぼ一年中晴天の国です。
真夏は暑すぎてプールの水も一瞬で熱湯になるため使用禁止になるそう。
そうなると気温30度は真夏の50度超えよりも20度以上下回るので、天気予報では「肌寒い一日」と伝えられるのです。

 



しかし日本ではバタバタと暑さで人が倒れ、死亡することもあるのにジブチ共和国の国民は大丈夫なのでしょうか?
実はジブチ共和国より日本は気温はかなり低いのですが、湿度はジブチ共和国の二倍はあると言われています。
ジブチ共和国のとある正午は気温41度で湿度が33%であるのに対し、日本での猛暑日は気温35度超えで湿度は70%以上あることがよくあります。高温多湿のため、湿度が高くなると汗が蒸発されなくなり、体温が上がってしまうので水分や塩分が不足して熱中症の危険が高まり、倒れたり死に至ったりするのです。
海外から日本に訪れる観光客は口を揃えて「日本がこんなに暑いとは・・・」と言います。
世界一気温が高くて暑いと言われているのはジブチ共和国ですが、日本の暑さはとても危険な暑さなので「世界の危険な暑さ」ランキングでは上位に挙げられるかもしれません。

 

 

東京は最近涼しい日が続いています。今年の夏は暑くなるのでしょうか。今年の夏が猛暑になろうとも冷夏だったとしても、Webで翻訳はお盆を含め年中ご利用頂けます。

 

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