おはようございます。


以前、恵方巻きを説明する英文を紹介しましたが、「恵方巻きを一気に食べる」というフレーズがありましたよね。
その際「一気に」は"in one go"を活用していました。しかし、「一気に」にはその他にもたくさんの表現があります。

ざっとそれらの慣用句を挙げていきます。
"all in one gulp"
"at (in)a(one)stroke"
"at (in)a breath"
"at a dash"
"at a gulp"
"at a sitting"
"at a whack"
"at once"
"at one fling"
"at one gulp"
"at one stretch"
"in a oner"
"in a single burst"
"in one shot"
"in short bursts"
"with (at)one push"



 

たくさんの「一気に」がありますが、これら何でも使っていいという訳ではありません。


ちなみに、先日から紹介してた"in one go"は時間のかかる仕事や処理などの遂行、飲料などの飲み方や前回のような食べ物の食べ方などを表現する時によく使われる「一気に」です。


"in one sitting"は飲食に関すること、読書や執筆などの行動の際に使われます。
"at (in)a breath"は「すぐに」「息を吸う」などの意味もあります。なので一気に話したり、怒りなどを表現する時によく使われる「一気に」です。
"at a dash"は「まっしぐらに」「一目散に」という意味の「一気に」です。
"at once"は「すぐに」「とっさに」などの意味があり、何か瞬間的に「一気に」を表現する際にぴったりです。
"in one shot"は「一気に」だけでなく「1回で」という意味もあり、ゴルフでの「ワンオン」という表現でもよく使われる慣用句です。
"with (at)one push"は「ひと押しで」という意味があるのでボタン一つで片付いてしまうような状況では使えます。
付属する単語の意味を考えながらどの「一気に」がピッタリか判断しましょう。
中には"in short bursts"と"in a single burst"と"burst"という単語が使われて2種類の慣用句がありますが、実は意味は全然違います。
"in short bursts"は「短く大量に放出される」という意味、"in a single burst"は相撲などで表現される「一気に寄り切る」という意味の慣用句です。
同じ単語が使われていても意味は少し違いが出てくるので注意が必要です。
それでも私たちが日常で使う「一気に」は"in one go"や"in one sitting"、勢いよく一気に喋る様子などでは"at (in)a breath"などが一般的だと思います。

 

 

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