おはようございます。


これまでにいくつかの有名ブランドや大手チェーン店のカタカナ読みと正しい英語読みの違いを紹介してきました。
大型スーパーやファストフードなど、食べ物に関することはアメリカから伝わってくることが多いようですが、高級ブティックやメーカーとなるとフランスやドイツなどヨーロッパが多いですよね。
日本では現地に近い言葉でそのまま発音するという傾向が強いのですが、英会話では英語読みがほとんどです。

・エルメス
高級ブティック"Hermès"は「エルメス」と私たち日本人は読みますが、英語では「メ」にアクセントをおいて「ハーメス」というような発音をします。
しかし、フランスの有名ブランド「シャネル」は「チャネル」にはならずフランス語通り「シャネル」と呼ばれています。
フランス語由来の英単語の"nonchalant"や "chagrin"などが例として挙げられますが、"cha"を「チャ」と発音することはあまりないようです。
"nonchalant"「無頓着な」はシャラント、"chagrin"「悔しがらせる」はシャグリンとなります。

・グーグル
もはや日本では当たり前のように「グーグル」は存在しており、「ググる」なんて言葉も自然に使われています。
しかし、英語では「グーゴー」と読まれているので海外では「グーグル」とうっかり読まないようにしましょう。「ググる」なんて癖で使わないように気をつけましょう。
 
・サムスン
少し世間を騒がせりもしましたが。2018年の「スマートフォン世界シェアランキング」でもアップルに次ぐ2位を獲得した、韓国の電子メーカー "Samsung"です。
日本ではそのまま「サムスン」と読んでいますが、英語では「サムソン」というように発音されています。
 
・ヒュンダイ
韓国の最大自動車メーカー「現代」は、アルファベットで "Hyundai"と書き、読み方は「ヒュンダイ」です。
しかし、英語の発音はスペルとは全く違った読み方で。「ハンデイ」のように発音されています。
いきなり「ハンデイ」と聞かされると私たちはいまいちピンと来なさそうです。

・T-Mobile(T-モバイル)
こちらはドイツ発祥の携帯電話です。
"mobile"は、日本だと「モバイル」ですよね。実は英語読みだと「モゥバイゥ」となります。
"le"となるので、最後の音を発音することになりますが、これまた"L"がとても難易度の高い部分になりまふ。今回「ル」と口をすぼめずにダラケた感じで「ゥ」と発音します。
"L"には二つの発音方があり、そのうちの一つの「暗いL」と呼ばれるものです。
語尾につく場合と後ろに子音がつく場合は「暗いL」の発音です。
今回は最後に"e"がつくことにより"L"の読み方が優先されるので、最後は"L"ということになります。

ちなみに「明るいL」は"color"や"love"など後ろに母音がつく場合の発音で、学校などで教えてくれる発音です。

これらまでに紹介したカタカナ化されたお店や企業の名前だけに限らず、まだまだたくさんの間違った発音があるかと思います。
そしてそれらに限らずこれは英単語でも同じことが言えます。

これらのように、細かな違いが実は大きな違いでもあるのです。そしてそれらが積み重なることで英語とは全く違う読み方になってしまいます。
書かれた通りに読むのではなく、発音の場合は実践で学ぶ方がより正確に吸収することができます。コツを掴んで正しい発音をマスターしましょう。

 

企業名や商品名などはきちんと相手に伝わるように翻訳しなければなりません。Webで翻訳では様々なPR・SPの翻訳をしています。どんな翻訳をしているかはPR・SP翻訳から見ることができます。

 

Webで翻訳オフィシャルブログでは、翻訳、言語、その他の事をアメブロとは違う内容で書いてます。

最新記事は旅行ですぐに使える!コーヒーを注文するときに使えるスペイン語のフレーズ(2019年2月13日)