おはようございます。


これまでは「連絡をとる」という意味と、山場を越えたりやってのけるという意味の「やりきる」という意味の"get"を紹介してきました。
今回はその他に様々な意味を表す"get"を紹介していきます。

"get it"「理解する」
何か説明をしていて相手に「わかった?」と聞くことってありますよね。
そのような場合には、"Got it?"と相手に聞くことが多いです。
その他「叱られる」、電話などに「出る」などの意味もありますが、「理解する」や「了解する」という意味で使われることがほとんどです。

"get into shape"「体調をよくする」
「体調を整える」や「よくする」という表現の慣用句です。日本では「シェイプアップ」などよく使うのでなんとなく納得のいく表現ですよね。"shape"には「姿、形」の他に、「(体や物の)調子、状態」という意味があります。"condition"と同じようなニュアンスで使うことが出来ます。

"get even (with) 〜"「〜に仕返しする」
「仕返しする」と聞くと、ちょっとギョッとしてしまいますね。
「(人)に仕返しする」の他に、「(人)に借りがなくなる」という意味でも使えます。
何か嫌なことをされた状態または借りがある状態から、"even"「対等な」「つり合いのとれた」という状態にするという考え方をしましょう。

"get rid of〜"「〜を処分する」「取り除く」
後ろにゴミなどの不要品を入れて「〜を片付ける、捨てる、処分する」という意味で用いられます。また、「(悪習慣や先入観などの)好ましくないものを取り除く」のように、ゴミだけでなく見えない不要なものを排除するという意味でも使うことができます。


"get lost"「道に迷う」
ostには「道に迷った」「途方にくれた」という形容詞の意味があり、そのような状態になる(=get)ので、「get lost」は「道に迷う、迷ってしまっている」を表します。

"get on one’s nerves"「〜をいらいらさせる」
irritateやannoyと同じ「〜をいらいらさせる」を意味するイディオム。nerve「神経」という意味を知っていると、「神経にさわる→いらいらする」とイメージしやすいかもしれませんね。

"get underway"「始まる」
underwayは「(物事が)進行中の」「動作中の」の意味。物事が進行しているイメージですね。したがってgetをつけると「進行させる→始まる」という意味のイディオムになります。

お馴染みのものをはじめ、イディオムは無数に存在するので一気に全部覚えようとはせず、1日1個ずつでもいいので少しずつマスターしていきましょう。そして実際に使ってみてください。そうすれば驚くほど効率的に身につきます。

年末でなくても、日常生活での会話中によく使うものが多いので覚えておくととても便利です。

 

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