おはようございます。


鍋が美味しい季節になってきました。


家族みんなで鍋を囲む機会が増えるかと思います。
最近では「一人鍋」も一般的になっているのでとても手軽に楽しむことが出来ます。
鍋料理といえば日本料理だと思っている方が多いのではないでしょうか?


実は世界には様々な鍋料理が存在します。
例えば、日本では馴染みの深い洋食メニューの「ポトフ」も鍋料理に入ります。
ポトフは元々フランスの郷土料理なのです。
スイスではチーズフォンデュが鍋料理になるようですが、私たち日本人が思い浮かべる「鍋料理」とは少しかけ離れていますね。

中国、韓国、香港や台湾、その他アジア圏では私たちが思う鍋料理が多いようです。
中国では鍋料理を「火鍋」(フォグオ)と言います。

 モンゴル民族の羊肉料理が起源とされているようで、中に入れるお肉は羊肉がほとんどのようです。
北京名物の「涮羊肉」(シュアンヤンロウ)は日本のしゃぶしゃぶよりも豪快なしゃぶしゃぶというような感じで、野菜やお肉をゴマだれで食べるのが一般的です。

お隣、韓国では鍋の中のお肉は鶏肉が多いようです。
よく「チゲ鍋」と日本でのインスタント食品やレストランのメニューで見かけますよね。
しかし韓国では「チゲ=鍋」なので日本人は知らず知らずのうちに「鍋鍋」と言っていることになります。
気がつくと少し恥ずかしい失敗です。
なので「キムチチゲ」や「スンドゥブチゲ」というのが正しいつかいかたなんだそうです。
そんな韓国での寄せ鍋のような大鍋での料理は「チョンゴル」というものがあるようです。
一人鍋でのキムチチゲやスンドゥブ、サムゲタンが日本では有名なので、少し気になる大鍋スタイルです。
「ブテチゲ」。漢字で書くと部隊鍋。その字が表すように、もともとは軍隊から始まった鍋です。

戦後、アメリカ軍から流出した安価なスパムやソーセージを鍋に入れたところ、意外なほどに美味だったため、一般の人たちにも広がったとか。

日本人の好みに最も近いと言われているのがタイの「タイスキ」です。
現地では「スキー」と呼ばれており、日本の「すき焼き」が由来だと言われています。

しかしタイスキ自体はしゃぶしゃぶのような鍋料理です。


マレーシアでは寄せ鍋のような「スチームボート」という鍋料理で、スープは鶏の出汁が使われます。

チリソースやニンニク醤油につけて食べるのが特徴です。


ベトナムでは五目鍋の「ラウタップカーム」が日本人でも食べやすい鍋料理ですが、発酵させた魚(マウムカー)をたっぷり使った「ラウマム」やドジョウやヤギの鍋など個性的な味の鍋もたくさんあるようです。


チベット・ネパールは寄せ鍋の「ギャコック」が代表的ですが、ヤクなどを使うこともありかなりクセの強い鍋なんだとか・・・

冬に海外料理をするなら、ぜひ現地の郷土料理や鍋料理をご賞味してみましょう。

 

 

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