こんにちは。
先日は敬老の日でしたが、皆さんはおじいちゃん・おばあちゃんに感謝を伝えることは出来ましたか?
日本人はこのような「感謝を伝える」ことがとても多いです。
私たちからするとこのようなことは当たり前ですが、祝日にもなるほどです。



海外から見ると、日本はとても上下関係が厳しくみえるようです。

他の国々が礼儀が悪い、年上を敬わないというわけではありませんが、
実はこの文化は、細かなことは抜きにして、東アジアに共通しているようです。

そしてその文化に大きく関係しているのが儒教です。
そして、そのまた前の儒教のベースとなった「孝」という教えが伝統的なもののようです。
生命は先祖から自分に、そして子孫に・・・という連続することに重視するもので

、わかり易く単純に言うのなら「家族・ご先祖さまあっての自分」という考えです。
なので、お盆にはお墓参りをしてご先祖さまをお迎えしたり送ったり、

普段からお墓参りをすることだって当たり前となっています。
ちなみにこれは仏教ではなく、儒教の教えなんだそうです。

それに比べ、西洋は神と個人が直接対峙するような感じです。
だからと言って、家族を大切にしていないというわけではありませんが、

どちらかと言うと個人主義が大きいようです。
「神の元で生きている同士だから平等」という考え方が強いのです。

よく欧米人は年上を敬わないと批判をする人もいますが、決してそうではありません。
やはり、どこの国でも違う宗教でも「ありがとう」という言葉は存在し、感謝は存在します。
また、老人を敬うという点では同じようです。
経験が豊富で学ぶべき部分が沢山あります。

そして体力的には弱い方に入るので、欧米でもやはりお年寄りは敬われているのです。
大きな違いといえば、上司や先輩関係に対してです。
日本では少しでも年上だと敬語を遣い、少なからず年下の者よりは扱いが違います。
しかし、この年上・年下の扱いの差がないに等しいのが欧米です。

今回は欧米と日本での比較をしながら説明でしたが、

もちろんその他の国でも様々な違いがあります。
背景や文化、言い伝え、伝統などなど。
なのでどちらが正しいとか失礼だということは一概には言えないのです。

海外に遊びに行った時や、転勤になった時、

または来日している外国人とは1度はぶつかる壁かと思います。
舐められている時は別ですが、意見や考えをしっかり考え、壁を乗り越えましょう。

 

 

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