最近、民間企業の社名や商品名が付けられた施設が増えましたね。
スポーツ施設や劇場、ホール等々…その場所にゆかりある企業であればまだしも、全く結びつかない企業名や商品名を大々的に謳われても、それこそ取って付けた様な印象だけしか残りません。
公共施設などの命名権をめぐっては、買い取った企業がPR効果を期待して、その名前に企業名や商品名などを使うケースが多いのです。
まぁ、しばらくすれば慣れてしまうと言った意見もありますが、実はこの施設の命名権はほとんどの場合が、期限があるのです。
つまり、何年後かには、新たな名前に変わってしまうから困ってしまうのです。
そして、なによりも違和感が…。
神奈川県鎌倉市の「材木座海水浴場」「由比ガ浜海水浴場」「腰越海水浴場」この3つの海水浴場です。
鎌倉市は維持管理や運営にかかる財政負担を軽減しようと、昨年、海水浴場の命名権を地元鎌倉銘菓の「鳩サブレー」で知られる豊島屋に、年間1200万円の契約で売却しました。
実は、この時点で既に地元住民からは、歴史ある馴染み深い名前が失われてしまうのでは? と懸念されていたのです。
豊島屋は、名前の案を市民などから募った結果、およそ400人から応募があったものの、新しい名前の案のかわりに「昔から親しんでいる名前がいい」という意見が多く寄せられたということです。
この結果を踏まえて、豊島屋では鎌倉市や地元の商工関係者と話し合い、いずれの海水浴場も名前を変えないことを決めたという事です。
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