「全ての物体は光速を超える事は出来ない」というものがあります。というか、物質は光速になる事すら不可能です。
ここでひとつ思い浮かぶのは、「なぜ光は光速になる事が出来るのか?」
物体が光速になれない理由は、「無限大のエネルギーが必要だから」だ、と。有名な公式「E = mc2」からも導き出されます。
何故光は光速になれるのか?物体の持つエネルギー量は、その物体の「質量」と、「光速の二乗」をかけあわせたものとすれば、もし「質量ゼロ」の物体があったら?
つまり、質量ゼロの物体は、エネルギーもゼロという事になります。つまり、「光には質量が無い」という事になりますね。だだし、ここでいう「質量」とは、「静止質量」の事を指します。つまり、止まっている状態での質量です。でも、動き始めたら質量があるかもしれない。
実際には、光にもエネルギーは存在します。電子レンジで温まる原理も、太陽の光が暖かいのも、リモコンで電気製品が操作できるのも、全ては光が持つエネルギーです。
それじゃおかしくね?という事で「静止質量」という言い方をします。つまり、「少なくとも止まった状態では質量はないが、エネルギーがあるのだから、動き始めたら質量を持つのかもしれない」というように考えるという事です。
本当は、光には質量があるかないかは解っていないのが現状です。少なくとも、「光が光速になれる以上、質量がないと考えなければ理論的におかしい」という事なのです。
実際には、「光は光速になれる」というより、「光は光速でしか移動できない」という方が正しいのです。「静止質量」という言葉を使いましたが、「静止している光」というのを僕は見たことがありません・・・。