アニメの名場面集の特番には、フランダースの犬のラストシーンが必ずといっていいほど出てきますね。
根っからの悪人なんてそうそういない。悪(役)には悪のポリシーがある。その辺が希薄なのと、主人公の「何とかしよう!」という強い意志がみられないのが、僕が「フランダースの犬」を評価しない理由。
宮崎駿さんの発言にも「ハイジと三千里の間の作品なので、名作アニメの代表作として同列にみなされているのが我慢ならない。ドサクサに紛れてあんなゴミを俺達の一級品の作品と一緒にされてたまるか!」という心情が見え隠れしています(ちょっと言い過ぎかも(笑))。単調な展開を、「お涙頂戴」で締めくくったのがガマンならなかったんでしょうね。
後に続くラスカル、ペリーヌについても辛辣。ちょっとここでは書けないほどのコキ下ろしよう。まぁ、ラスカルについては、外来の害獣「アライグマ」を日本に根付かせてしまった、という思いがけない結果をもたらしてしまった、というのもありますが。アライグマがペットに向いていないのは、アニメを観ていたら分かりそうなもんですけどね。なぜ主人公はラスカルを森に放したのか、を。
日本以外ではほとんど評価されていない「フランダースの犬」。やっぱり、日本人は「滅びの美学」に特別な感 情があるようですねぇ。
話は変わりますが、「世界名作劇場」の中では(作品としての良し悪しは別として)「小公女セーラ」のハードボイルドぶりはスゴいですねぇ。あれには感心してしまいます(笑)。