身分制度といえば、江戸時代のいわゆる「士農工商」が有名ですが、実はその下に「非人」という身分がありました。中世では特定職能民・芸能民の総称でしたが、江戸時代には被差別民の呼称となりました。ちなみに非人の中で、動物の皮の加工など、一般に「穢れが多い仕事」をしている人や、「穢れ多い者(罪人)」たちを特に「穢多」と呼んでいました。
「カムイ外伝」は「カムイ伝」の主役の一人、カムイが成長して忍者になり、忍びの世界を抜けた時点から始まります。被差別部落の非人出身ゆえに虐げられた境遇から脱出し、人間としての自由と誇りを取り戻そうと、強くなるために忍者となったカムイ。しかし、カムイが憧れて入った忍者の世界は、そこにも厳しい身分制度があったのです。掟を破って忍者を抜けたカムイ(いわゆる「抜忍」ってやつですね)に次々に現れる追手。デビルマンと同じくカムイも裏切り者でした(動機はデビルマンとは大分違いますが(笑))。この追手との対決を描いたものが「カムイ外伝」で、アニメ(題名は「忍風カムイ外伝」)もほぼ原作に沿っています(途中までですが)。
主題歌は水原弘さんが歌っています。さすがスポンサーが東芝だけありますねぇ(笑)。城達也さんのナレーションも好きでした。
根底に身分制度からくる差別問題がある「カムイ外伝」。当時は、僕がこれを理解するには若すぎました・・・