最も有名なテレビアニメのブランドである「世界名作劇場」。フジテレビ系列で毎週日曜日の夜19時30分より本放送されているものを示します。
では、どの作品以後を「世界名作劇場」とするのか?諸説ありますが、代表的なものをいくつか。
○「原作が日本国外の文学作品」(「七つの海のティコ」は違いますが)という考え方で、1969年の「ムーミン」以後の作品を指す場合。
○「日常を舞台にした作品」という考え方で、1974年の「アルプスの少女ハイジ」以後の作品を指す場合。
○「日本アニメーションの制作」という考え方で、1975年の「フランダースの犬」以後の作品を指す場合。ちなみに前2作の「山ねずみロッキー・チャック」と「アルプスの少女ハイジ」は、日本アニメーションの前身である「ズイヨー・エンタープライズ」の製作です。
なお、「世界名作劇場」という名前を初めて使ったのは、1979年放映の「赤毛のアン」からで、それまでは「カルピスこども劇場」や「カルピスファミリー劇場」という名前がついていました。赤毛のアン以降は、スポンサーがカルピス1社だけではなくなったため、シリーズ名に「カルピス」を入れれなくなったのが原因のようです。もちろん日本アニメーションにしてみれば、フランダースの犬以降が一つのシリーズと考えているでしょうけど。僕としては、正式なものではないんですけど、感覚的にはムーミンから、と考えています。でも理屈ではなく、「名作」って人によって違いますよねぇ。
レコード会社も、それまでずっと日本コロムビアが担当していましたが、1980年放送の「トム・ソーヤの冒険」からはフジ・サンケイグループのポニー・キャニオンに替わりました。おかげで、以後「名作物の女王・大杉久美子」さんがこのシリーズを歌うことはなくなってしまい、とても残念です・・・
「母をたずねて三千里」と並んで名曲の宝庫、ハイジの挿入歌「夕方の歌」をどうぞ。