ネット購買行動モデル
ども、ルイです☆
AIDMAっていう購買行動モデルはご存知でしょうか。
マーケティングの勉強をしたことがある人は
一回くらい名前は聞いたことがあるでしょう。
AIDMA = マーケティングで顧客の購買行動を分析する枠組み
Attention → Interest → Desire → Memory → Action
(注意) (関心) (欲する) (記憶) (購入)
人はこの5つの手順を踏んで
購買行動を起こすというもの。
ここではあまりウエブ・ネットにあまり関係ないので
これだけのご紹介をします。
詳しくはこちら
インターネットの世界ではこのモデルではなく
AISASという購買行動モデルが適応されるようです。
2005年1月に電通が発表したモデルです。
AISAS = ネットでの購買行動のモデル
Attention → Interest → Search → Action → Share
(注意) (関心) (検索) (購入) (共有)
特にAIDMAとの大きな違いであり、ネットの特性を生かしたものは
SearchとShareです。
Search(検索)はサーチエコノミーと呼ばれ、経済に大きく影響しています。
サーチエコノミーとは
検索エンジンの利用者がどのような用語を入力しどのようにサイトを見ているかという情報をデータベース化し、それを分析することによって、ビジネスに活用しようというものである。
http://premium.nikkeibp.co.jp/itm/col/miyanaga/10/03.shtml より
特にグーグルが大きく影響しています。
詳しくは↓
- ジョン・バッテル, 中谷 和男
- ザ・サーチ グーグルが世界を変えた
Shear(共有)はブログやSNS、
レビューといった口コミ効果が影響します。
その口コミをターゲットにした会社がこちら。
サイバーエージェントは3月28日、インターネットビジネスでの業容拡大のため、27日開催の取締役会において、新会社サイバー・バズを設立することを決議したと発表した。
新子会社では、Web 2.0と呼ばれるトレンドの中、インターネット上において生活者の発言が広く波及し、そのスピードやクチコミ効果が非常に高まっていることを背景に、ブログやSNSに代表されるCGM(Consumer Generated Media:個人の情報発信をデータベース化、メディア化したもの)におけるクチコミ企画や広告枠の販売に特化した広告代理事業を行うとしている。
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20099552,00.htm より
さらに
AISCEASというモデルも発表されました。
A: Attention (注意)
I: Interest (興味・関心)
S: Search (検索)
C: Comparison (比較)
E: Examination: (検討)
A: Action (購買)
S: Share (情報共有)
たとえば、
Attention:楽天のメルマガやテレビでのあるあるやみのさん、
リアルでの井戸端情報によって喚起
Interest:楽天ランキングやアマゾンのパーソナライズリコメンドによって持つ。
Search:その後敢えてGoogleやYahooに戻ってキーワード検索して
その商品・サービスの一般的仕様や周辺情報を取得
Comparison:再度楽天での検索やYahoo!プロダクトサーチで製品間の比較を行う。
Examination:そこから検討段階に入るところで
たとえばベネッセ・ウィメンズパークやmixi、@コスメ、価格コムといった場で
口コミ情報を取得して製品間の細かい相違や使用感などの評判を捉えて購買への後押しを受ける。
Action:いよいよ購買となったときには
そこまでの仕様・価格・評判等の取得情報すべてを勘案して購買店舗・商品を決定する。
Share :購買後については誰もがというわけではないが、
アマゾンのレビューや楽天広場での商品紹介日記、ブログ上での情報共有(アフィリエイトを付加する人も今後増える)を行って、一連の購買行動に満足感を得る、といった具合。
参照:http://ceonews.jp/archives/2005/05/post_62.html
ここで注目するのはExaminationとShareじゃないでしょうか。
Shareした情報がExaminationに影響され
より精度の高い情報へと変化する。
ECサイトはこの2点に注力を注ぐことによって
マーケティングを成功できそう。
みなさん、どのようにお考え??