雑学|結婚
世界には様々な結婚の制度がありますが、中でも変わったところで「誘拐婚」と「事実婚」について。
「誘拐婚」
東南アジアのとある部族でのことだが、小さな部族の中では、適齢期の女性が非常に少ないため、隣村などから誘拐して結婚してしまうといったケースが度々見られた。
現在では、相手の両親に結婚の宣言をする際に、妻となる女性はその男性に好意があったとしても、叫んだり泣いたりして嫌がり、男は嫌がる女性を両親の前から無理やり連れ去ることが結婚の証となっているとのこと。
「事実婚」
スウェーデンでは、大半のカップルが5年~10年一緒に暮らしてから結婚し、すぐに結婚するのは1%にも満たないらしい。
事実婚をサムボ制度というらしいが、この制度が普及している背景には、事実婚のカップルに生まれた子供でも、法律上差別を受けない制度が充実しているからと考察される。
この事実婚制度、現在では北欧各国などでも見られるようになったとのこと。
ちなみに、日本での非嫡出子(婚姻関係外の子)の割合は2%にも満たないが、アメリカは約30%、イギリスやフランスで約40%、スウェーデンでは50%を超えるらしいですよ。