前回の記事では、コヤッキーさんとネドじゅんさんの動画を紹介しながら、
「お金と仲良くなるのは、受け取る時ではなく払う時」という話をしました。
その中で、特に印象に残ったのが神社のお賽銭についての話です。
神様に「ご縁がありますように」と5円玉を納める。
これは日本人にはおなじみの習慣ですよね。
ただ、コヤッキーさんは、
「久しぶりに会う友人や、
お世話になった人には1,000円くらいの手土産を持っていくのに、
神様へのお礼が毎回5円だけでいいのだろうか」
という趣旨の話をしていました。
もちろん、5円ではご利益がないとか、
金額が高ければ高いほど願いがかなうという意味ではありません。
大切なのは、何となく財布の中から5円玉を探して投げ入れるのではなく、
「いつもありがとうございます」
「この神社やお寺が、これからも残っていきますように」
という気持ちを持ってお金を納めることなんですよね。
5円という金額ではなく、
そこに込める「ご縁」と「感謝」が重要なのです。
そこで今回は、その5円玉を単なる小銭ではなく、
小さな開運アイテムとして活用する方法を紹介してみたいと思います。
テーマは、
枕の下に置く5円玉と、財布に入れて持ち歩く5円玉。
たった5円です。
高価な開運グッズを買う必要もありません。
ただし、5円玉を置くだけで、突然宝くじに当選したり、
何百万円もの臨時収入が確実に入ったりするわけではありません。
ネット上には、5円玉を置いた直後に相続金が入った、
宝くじで大金が当たったなどの体験談もありますが、
その因果関係を証明することはできません。
それでも、5円玉を毎日丁寧に扱い、
自分の願いや感謝を意識する習慣には、
意味があると思うんですよね。
なぜなら、人は意識したものを見つけやすくなるからです。
「よいご縁を大切にしよう」と毎晩考える人は、
人からの誘いや何気ない会話の中にあるチャンスへ気づきやすくなります。
「お金を丁寧に扱おう」と決めた人は、無駄遣いや、
何となく続けていた支出を見直すようになります。
つまり、5円玉そのものが魔法を起こすというより、
5円玉をきっかけに、自分の意識と行動が少しずつ変わるのです。
5円玉は、なぜ「ご縁玉」と呼ばれるのか
5円玉が縁起物として親しまれている最大の理由は、もちろん、
5円=ご縁
という語呂合わせです。
神社やお寺でお賽銭として使われることも多く、
「神様や仏様とのご縁」「人とのご縁」「仕事とのご縁」
「お金とのご縁」を結ぶ硬貨として扱われてきました。
そして5円玉をよく見てみると、
非常に特徴的なデザインが施されています。
表面には稲穂、歯車、水を表す線が描かれています。
稲穂は農業。
歯車は工業。
水の模様は水産業。
裏面には、新しい成長を思わせる双葉があります。
つまり5円玉には、
日本の暮らしと産業を支えてきたものが詰まっているんですね。
食べ物を作る人。
物を作る人。
水や海の恵みを生かす人。
そこには、人が働き、物が生まれ、お金が動き、
社会が回っていく姿が表されています。
そう考えると、5円玉は単なる
「ご縁」の語呂合わせだけではありません。
人と仕事とお金が循環する、小さな象徴
として見ることができます。
さらに特徴的なのが、
中央に開けられた穴です。
この穴を「空っぽ」と見ることもできますが、
逆に考えれば、新しいものを受け入れるための余白でもあります。
コップが水でいっぱいなら、
それ以上の水は入りません。
予定がびっしり詰まっていたら、
新しい仕事を受けることはできません。
頭の中が不安でいっぱいなら、
目の前に来たチャンスにも気づけません。
5円玉の穴は、
「すべてを埋め尽くさず、少し余白を残しておく」
という大切さを思い出させてくれる形でもあるんですよね。
枕の下に5円玉を置く意味
今回紹介する一つ目の方法は、
5円玉を枕の下に置いて眠るというものです。
なぜ枕の下なのでしょうか。
私たちは、人生のおよそ3分の1を眠って過ごします。
そして寝る前の時間は、一日の出来事を振り返り、
翌日のことを考える時間でもあります。
しかし、多くの人は寝る前に、
「明日の仕事が嫌だな」
「今月もお金が足りない」
「あの人に嫌われたかもしれない」
と、不安を考えてしまいます。
眠る直前にネガティブなことばかり考えていると、
身体は休んでいても、頭は緊張したままです。
そこで、寝る前に5円玉を手に取り、
「今日も一日、ありがとうございました」
「明日もよい人や仕事とのご縁に気づけますように」
と意識する。
これだけでも、一日の終わり方が変わります。
5円玉は、願いを自動的にかなえてくれる機械ではありません。
寝る前の意識を、
不安から感謝へ切り替えるためのスイッチとして使うのです。
枕の下に置く5円玉の作り方
まず、財布の中から5円玉を一枚選びます。
できれば、目立つ汚れが少なく、
自分が見て気持ちよいと思えるものを選びましょう。
古い5円玉でも構いません。
大切なのは、発行年や希少価値よりも、
「この5円玉を、これから大事に扱おう」
と思えることです。
汚れている場合は、柔らかい布で軽く拭きます。
薬品などを使って無理に磨く必要はありません。
次に、小さな布を用意します。
開運法では、赤い布と白い布が紹介されることが多いようです。
赤は、太陽、活力、行動力、情熱の象徴。
白は、清浄、リセット、守り、素直さの象徴。
仕事を始めたい。
積極的に動きたい。
人とのつながりを増やしたい。
そんな時には赤。
不安を減らしたい。
悪い流れを切り替えたい。
心を落ち着けたい。
そんな時には白。
このように目的に合わせて選んでもいいでしょう。
もちろん、自宅にあるきれいなハンカチや布で十分です。
大切なのは色そのものより、
5円玉を裸のまま雑に置かず、丁寧に扱うことです。
布に包んだ5円玉を枕の下へ置く前に、両手で持ちます。
そして、心の中で次のように唱えます。
「今日も一日、ありがとうございました」
「今日出会った人とのご縁に感謝します」
「明日も必要なご縁に気づけますように」
この時、
「1億円ください」
「宝くじを当ててください」
と、金額だけを要求するよりも、
「自分にできる仕事と出会えますように」
「人に喜ばれるアイデアに気づけますように」
「入ってきたお金を大切に使えますように」
と願う方が、日常の行動へつながりやすいと思います。
願い事は紙に書く
さらに意識を明確にしたい人は、
小さな紙に願いを書き、5円玉と一緒に布へ包みます。
使う紙は、何かの裏紙でも効果がなくなるわけではありません。
ただ、願いを大切に扱うという意味では、
なるべくきれいな紙を用意した方が気持ちも整います。
願いを書く時は、曖昧な言葉より、
具体的な行動につながる文章がおすすめです。
例えば、
「お金持ちになれますように」
ではなく、
「自分の経験を生かせる仕事と出会えますように」
「毎月の収入と支出を落ち着いて管理できますように」
「応援してくれる人を大切にできますように」
「必要な時に、必要なお金を受け取れる自分になります」
と書きます。
ポイントは、誰かから奪う願いにしないことです。
「あの人より金持ちになりたい」
「嫌いな人が失敗しますように」
ではなく、自分と周囲の人がともに豊かになる方向へ願いを向けます。
翌朝、5円玉を取り出したら、
「今日もご縁をありがとうございます」
と一言唱えます。
そして、その日一日だけ、
いつもより人との縁を意識してみる。
メールへの返信を後回しにしていなかったか。
誰かからの誘いを、面倒だからと反射的に断っていないか。
自分の仕事を必要としている人はいないか。
気になっている店や商品、企画はないか。
それを考えるところまでが、この開運習慣です。
5円玉にお願いをして終わりではありません。
5円玉によって自分の意識を整え、現実の中で一つ行動する。
そこまで行って、初めて「ご縁」が動き始めるのだと思います。
財布に入れる、ひも付き5円玉
もう一つの方法が、5円玉の穴にひもを通し、
財布へ入れて持ち歩く方法です。
5円玉の中央の穴は、新しい縁が入る余白。
そこにひもを通すことは、
「自分に必要な縁を結ぶ」
「大切な縁を離さない」
という象徴的な行為になります。
ひもを通す作業そのものにも意味があります。
スマートフォンを見ながら、適当に通すのではなく、
5円玉の穴を見て、ゆっくりとひもを通す。
その短い時間だけでも、意識を一点に集中させます。
頭の中にある雑音を少し止め、
「今の自分に必要な縁は何だろう」
と考えるんですね。
よい仕事との縁。
信頼できる人との縁。
健康を支えてくれる習慣との縁。
自分の作品を必要としてくれる人との縁。
単にお金だけを求めるのではなく、
お金を生み出す人や仕事、信用との縁を意識します。
ひもの色に込める意味
動画で紹介されていた考え方では、
ひもの色によって象徴する願いを変えます。
白は、浄化とリセット。
赤は、情熱と行動力。
金色は、豊かさと光。
青は、冷静さと判断力。
例えば、仕事に挑戦する勇気が欲しいなら赤。
無駄遣いを減らし、冷静に家計を管理したいなら青。
人間関係や生活を一度整理したいなら白。
収入や仕事の可能性を広げたいなら金色。
一色だけでも構いませんし、
二色を組み合わせてもよいでしょう。
ただし、色の組み合わせを難しく考えすぎる必要はありません。
どの色が一番効くのかを探し始めると、
開運ではなく正解探しになってしまいます。
迷った時は、白いひも一本で十分です。
財布の中で5円玉の居場所を決める
ひもを通した5円玉は、
財布の中の決まった場所へ入れます。
レシートや期限切れのクーポン、
小銭の山の中へ放り込むのではなく、
「この5円玉はここ」
と居場所を決めます。
これは財布を整理するきっかけにもなります。
財布は、お金の一時的な居場所です。
そこが不要なレシートや使わないカードでいっぱいになっていると、
自分が何にいくら使ったのかも分からなくなります。
ひも付き5円玉を入れる前に、
財布の中を一度全部出してみましょう。
期限切れのポイントカード。
何週間も前のレシート。
使っていない診察券。
いつ入れたか分からないメモ。
それらを整理します。
そしてお札の向きをそろえ、
小銭を確認し、今いくら入っているかを把握します。
これだけでも立派な金運改善です。
なぜなら、金運とは「お金が突然増えること」だけではなく、
自分が持っているお金の状態を把握できること
でもあるからです。
5円玉は、お金を雑に扱わないための目印
5円玉をお守りとして財布に入れたら、
買い物のたびに少しだけ思い出してください。
「この支払いは、何につながるのか」
安いから買うのか。
本当に必要だから買うのか。
この店に残ってほしいから買うのか。
この人を応援したいから買うのか。
前回紹介したネドじゅんさんの話では、
「お金と仲良くなるのは、
受け取る時ではなく払う時」
と語られていました。
財布の中の5円玉は、
それを思い出させる目印になります。
何かを買う時に、
「またお金が減った」
と考えるのではなく、
「これを作ってくれた人へ、お金を渡す」
「私はこの価値を受け取る」
と考える。
それだけで、支払いの感覚が少し変わります。
5円のお賽銭と、財布のお守りは目的が違う
ここで少し整理しておきましょう。
神社やお寺に納める5円玉は、
神様や仏様とのご縁を意識するものです。
枕の下に置く5円玉は、一日の終わりに感謝し、
翌日の意識を整えるもの。
財布に入れる5円玉は、お金を丁寧に扱い、
必要な縁を見逃さないための目印です。
同じ5円玉でも、それぞれ役割が違います。
もちろん、特別な5円玉を何枚も用意する必要はありません。
お賽銭として神社へ納めた5円玉は、そこで手放します。
枕の下や財布に入れるものは、
自分の習慣を整えるお守りとして別に一枚用意しましょう。
ご利益は「借り物」という考え方
今回紹介された話の中には、
神社から福銭として5円玉を借り、
願いがかなったら倍にして返すという地域の習慣もありました。
この考え方は面白いですよね。
ご利益は、自分だけの所有物ではない。
神様や周囲の人から一時的に預かったものだから、
受け取ったら次へ返す。
仕事が増えた。
誰かに助けてもらった。
臨時収入が入った。
よい出会いがあった。
そんな時に、
「全部、自分の実力だ」
と抱え込むのではなく、
受け取ったものの一部を次へ回す。
神社やお寺へお礼参りをする。
助けてくれた人に感謝を伝える。
後輩へ食事をごちそうする。
応援したい活動へお金を使う。
自分の知識を、必要な人へ伝える。
こうしてご利益を循環させることで、
ご縁が次のご縁につながっていきます。
これは、コヤッキーさんが語っていた
「お金の循環」と同じです。
入ってきたものをすべて止めず、
無理のない範囲で次へ流す。
5円玉は、その循環を忘れないための
小さな印なのかもしれません。
5円玉開運を怪しい話で終わらせないために
枕の下に5円玉を置いた。
財布にひも付きの5円玉を入れた。
ここで満足して、何も行動しなければ、
現実はなかなか変わりません。
そこで、5円玉を使った開運習慣と一緒に、
次の三つを実践してください。
一つ目は、毎日一つ感謝を見つけること。
二つ目は、一週間に一度、財布と支出を確認すること。
三つ目は、一日に一つ、人とのご縁につながる行動をすること。
誰かへ連絡する。
お礼を伝える。
気になっていた仕事へ応募する。
企画を一枚にまとめる。
人から勧められた本を読む。
行きたかった場所へ行ってみる。
この小さな行動が、
5円玉の穴に新しい縁を通していきます。
今夜から始める5円玉開運法
最後に、やり方を簡単にまとめます。
まず5円玉を一枚選び、柔らかい布で軽く拭きます。
枕の下に置く場合は、赤または白の布に包みます。
寝る前に、
「今日もありがとうございました」
「明日も必要なご縁に気づけますように」
と唱えます。
願いがある人は、きれいな紙に具体的な言葉で書き、
5円玉と一緒に包みます。
翌朝は、
「今日もご縁をありがとうございます」
と唱え、その日に一つ行動します。
財布に入れる場合は、
5円玉の穴へ白、赤、金、青など、
自分の願いに合ったひもを丁寧に通します。
そして財布を整理し、ひも付き5円玉の定位置を決めます。
買い物の時には、
「このお金は、どんな未来につながるのか」
を一度だけ考えます。
これだけです。
小さな5円玉から、ご縁は始まる
5円玉は、たった5円です。
この5円を惜しんでも、
人生が大きく変わることはないでしょう。
逆に、この5円を枕の下に置いたからといって、
翌朝突然大金持ちになるわけでもありません。
しかし、その5円玉を毎晩丁寧に扱うことで、
感謝する。
願いを言葉にする。
財布を整理する。
支出を見直す。
人との縁を大切にする。
受け取ったものを次へ返す。
そんな習慣が生まれるとしたら、
5円以上の価値は十分にあります。
金運とは、大金が空から降ってくることではありません。
お金、人、仕事、情報、タイミング。
自分の周りを流れているさまざまなご縁に気づき、
それを大切につなぐ力です。
今夜、財布の中に5円玉があったら、
一枚だけ手に取ってみてください。
その小さな穴の向こうに、
自分はどんな未来を見たいのか。
どんな人と出会いたいのか。
どんな仕事をしたいのか。
どんなふうにお金を使いたいのか。
少しだけ考えてみてください。
5円玉が未来を変えるのではありません。
5円玉を見ながら、
自分が選ぶ次の行動が未来を変えていく。
それこそが、「ご縁玉」が運んでくれる
最も確かなご利益なのではないでしょうか。
今日はこんな話でしたw
では
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