9月1日に私が総合プロデュースしているテレビ特番
『琉球トラウマナイト レジェンド2020』がオンエアされ
なんと視聴率は平均で20.1%
最高視聴率が24.6%
最低視聴率でも17.1%という凄い数字がとれました

 


 
コレがどのくらい凄いかということがピンと来ない方も多いと思いますから
近年の大ヒットドラマの視聴率と比べてみましょう
 
半沢直樹 生放送特番22.2%
「逃げ恥」本放送最終回20.8%
ハケンの品格20.1%
ガリレオ(2013)19.8%
花より男子19.7%
相棒9前期19.7%
JIN-仁-19.0%

と書くと今回の視聴率のすごさが分かっていただけるかな?
 
本当に応援してくれ、実際に観てくれたみなさんのおかげだと思っています
本当にありがとうございました!
 

今回のトラウマナイトは映画「事故物件 怖い間取り」とのタイアップで

怖い間取り原作者の松原タニシさん特別出演の番宣を作らせていただいたりし、
コロナ下ということもありスタジオパートは例年なら観覧席にいる子供達もなしにし、
出演者の間にアクリル板を立てての収録するなどなかなか苦労の多い回となりました。

 

※レギュラー司会者陣 左から崎山一葉、ひーぷー、小原猛、善国乗栄副住職


でも、オンエア開始早々、Twitterでは『琉球トラウマナイト』がトレンドワードの1位となり
まあTwitter上のつぶやきでは様々な意見はありましたが
『神回』と言ってくださった方がいたくらいとても評判の良い番組になりました

 

 

※松原タニシさん出演のタイアップ番宣
 


※9月1日のTwitterのトレンドワード
 

 

もともと「琉球トラウマナイト」は2014年に自主映画の上映イベントとしてスタート
2014年はキャパ50人程度のライブハウスで
翌年2015年は立ち見で400人収容できるくらいのホールに座席を200席ほどつくって上映
そして2016年にテレビ放送がスタートし、
視聴者の恐怖体験談をドラマ化する「リアルストーリー」と
沖縄に昔から伝わっている怖い民話、昔話をドラマ化する「レジェンド」の
2軸で年に2回の放送を行ってきました。
 
2017年のレジェンドは新聞とタイアップ
 
2018年にはラジオ沖縄でラジオ版琉球トラウマナイトというタイアップ企画。

そして同じく2018年からは「琉球トラウマナイト学生コンペティション」というタイトルで
現役大学生によるホラー映画コンテストがスタート。
優勝作品は地上波でオンエアされるという映像コンテストで
県内大学、国立琉球大学、沖縄県立芸術大学、沖縄大学、沖縄国際大学、
沖縄キリスト教学院大学の5校の公式参加で開催。

そして今年2020年がテレビオンエア開始から5周年という節目の年となり
今回の視聴率でしたから嬉しさもひとしおでした。
 
琉球トラウマナイトでいうと、
いま某世界的な有名企業のお仕事で新コンテンツ制作を行っていますし、
また音声コンテンツということで音声配信を行う予定なんですが
これをラジオ番組としてもオンエアさせるという計画でいま調整中です。
 
同じようにスタートした番組が打ち切りになったり
番組という枠を出て行かなかったりする中で
なんで琉球トラウマナイトはラジオ、新聞のみならずイベントやアトラクション映像まで
横に展開できるのか?ってよく聞かれますが、
まあ大概そういう時に時間をかけて説明するシチュエーションでもなく
「僕はクリエーターよりまえに広告屋だから」って答えています。
 
きっと聞いた人にとっては分かるような分からない説明になってると思うので
きょうはちょっとだけその説明をしますね。
 
「1冊の本を書く時に、将来シリーズで10冊揃った時に
 背表紙に絵ができあがることを考えておく」

私とつきあいのある方、お仕事をしたことがある方、授業を受けたことがある方なら
きっと私が話してるのを聞いたことがあると思いますが、
2014年、一番最初の自主映画の上映会であったトラウマナイトが終わったときに
私は「将来的に仙台トラウマナイト、札幌トラウマナイト、博多トラウマナイト、
香港トラウマナイト、台北トラウマナイトと展開させて、その全国大会を
沖縄でやれたら楽しいな」って話しているんですね。
まだキャパ50人のライブハウスで上映イベントを1回やっただけの時にです。
 
だからテレビ化もラジオや新聞のタイアップも、学生コンテストイベントも
音声コンテンツの配信案も・・・世界大会への道中にある通過点ということなんですね
もちろん一つ一つ真剣勝負でやってますけど
テレビ番組がゴールじゃなかったんですね
 
そうやってゴールを遠くに設定していくと(設定するのは人の勝手ですので)
いろいろなんでもできそうに思えてくるし、やりたいと言い続けられる。
 
本を1冊書くのがゴールだったら1冊書いて終わり。
でも、頼まれてもいないうちに「これシリーズにして、全冊揃ったときに背表紙に
こんな絵ができあがるんですよ」って人に話しちゃうんですよ
 
これがクリエーター思考でいくと
その1冊に入魂することで「いいものを作ってそれが認められたら2作目ができる」となる
自主映画でテレビで面白いものをつくってウケたら映画化されて・・・という夢を見る
だからテレビの枠から出て行くことがないわけ
私の場合は最初にフィールドまで大きく広げちゃう
このあたりが広告屋的な発想法なんだと思うけど、広げるだけ広げて考えてるから
ラジオやりたいよねー、映像コンテストにしたいよねーと発想が広がるし
話が出たときに「やります」「やれます」と即決できるわけです。
 
予てから助成金で映画作ったり、いろいろクリエーターの方たちが
アイデアを実現するためにいろんな努力しているんだけど
結局、1回こっきりの打ち上げ花火で終わっちゃうから
一時、話題になっても次に繋がらないのが「もったいないなあ」って思ってた
 
クリエーターは作りたいという気持ちで動くから
この1回のチャンスに集中しちゃう、
広告屋的な発想法だとこの1回のチャンスを
どれだけ広げられるか、続けられるかと考える
 
こうした違いなんだと思うわけです
 
「僕はクリエーターよりまえに広告屋だから」
そう答えさせていただいているのはこういう訳なんです
 
私ももともとCMディレクターというクリエイティブ感覚の強い業種にいたときは
こうした広げる、延ばすという発想は苦手だったというか
今目の前の作品を面白くしなきゃって発想しかなかったと思うんですが
プロデューサーという業種を始めたころから
それまでとはちょっと違う発想ができるようになってきました
 
で、これがとっても面白い!
私が最近よくおはなししているプロデュース思考というのは
こういうことなんです
 
プロデュース思考というのは世の中の何と何を組み合わせて
その化学反応で別の面白いことに繋げていく的なアレンジ力もふくむ
いまのビジネスにおいて必要不可欠なスキルだと思います
 
今後もプロデュース思考に関しては
いろいろとお話ししていきます
 
ちょうどこのアメブロの古い記事から
今の時代に合うように書き直して
外部Blogに記事の移動を行ってもいます
よかったらそちらも見てみてください

https://tabublog.net/


では、また