目標が達成できないのは、
やらなかったか、やり方が悪かったかのどちらか。
 
中には、目標自体が曖昧で、無駄な作業に追われ
疲れてしまう人もいるかもしれませんね。
と、言うのも今日まさに部下にこのことを指摘したばかりなんです(笑)
とかく頑張り屋さんなのだけど結果が伴わない人に多いかな。
 
 
とにかくそんなわけで、2013年の最初の1ヶ月も後半戦にはいり
昨日までの振り返り作業+明日へのバトン渡し作業を
私も愛用の手帳を相手にワークをしていました。
 
分の仕事と学びについて、
それぞれの『期待と成果のズレ』を確認しながらの作業と
そしてそれを受けて、これからをどう充実させるかの一人作戦会議です。
 
 
まずは、本気度の見直しから。
 
最初に、今からやろうとすることに対してどのくらい投資できるか?と
自らに質問します。具体的にどういう数字を書くかで、
その仕事にどのくらいの価値を置いているかが見えるわけです。
 
やろうとしていることが複数ある場合は、数字に置き換えることで
プライオリティーが決まってきます。
同時にやらなくても良いことにも気づけるようになるのです。
 
会社員の方であれば、「金額」を「時間」に置き換えると
分かりやすいかもしれません。
 
 
次に、目標達成への計画を立てます。
 
綿密な事業計画をお持ちの方は別として、
もし、あなたが漠然とした夢を持っているけど
具体的な第一歩の進め方すら曖昧な場合は、
 
1.まず目標(夢)を書き、離れた所に自分の現状を書きます。
 
2.その間を5段階くらいに分け
 
3.目標側から現状に向かって、そのためにやるべき事を、
  そうあるべき状況を書き込んでいきます。
 
えば
 
目標に年収1億円、作家として成功!と書いたとします。
 
そして現状は、とりあえず簡単に会社員だとします。
 
そうしたら、
年収1億円→会社員に向かってあるべき状況を考えていくのです。
 
 
収1億 →
 
(そのためには)→ 書いた書籍がベストセラー!各地で講演会 →
 
(そのためには)→ 出版キャンペーン、テレビでも話題に →
 
(そのためには)→ みんなが求めている情報を本にする →
 
(そのためには)→ 経済的にも生き方もより豊かな人生を生きる方法を学ぶ→
 
(そのためには)→ セミナーや本から知識を吸収 →
 
(そのためには)→ いま会社員の自分にできることは →

『休日や夜の時間を利用して勉強をはじめなくてはいけない!』となります。
 
 
いま、とりあえずいい加減に例を書いてしまいましたが、
未来から逆算していまやるべき事を導き出す手法は、
苫米地英人さんのワークや、神田昌典さんも「全能思考」の中でも
述べているように単純ですが、
「やるべき第1歩を見つける」かなり強力な方法ですのでお試し下さい。
 
これ、やってみると分かりますけど、真剣にやればやるほど悩みます。
これだけでも今までの自分の行動計画が
いかに甘くいい加減なものだったか思い知らされます!
 
脳みそのストレッチにもなりますので習慣化するといいですよ!
 
 
より上級者に向けた目標達成への計画法なら、チームのメンバーに、
確実に目標達成に関わらせ、行動させ、完遂させるための具体的な方法を考え、
それを時間・仲間・外注先など自分の持っている資源に置き換えていくと、
自分の資源の価値を引き出し方法が見えてきます。
 
 
とにかく「何が何でも目標を達成する。そのために何ができるか?
どうしたら間違いなく達成できるか?」と心に問い、
やるべき事を書き出しプロセスを見直していくのです。
 
この手順に沿ってワークを進めていくと、自動的に
「有益な振り返りと行動目標設定」ができあがっちゃいます。
そして行動したくてウズウズしてきくるから不思議です。
 
 
なりたい自分になるためには考えていることより、
行動することが不可欠です。
 
私たちは社会にでるまで、受験用の勉強をすり込まれていますから
覚え、考えれば、結果がでるような錯覚に陥りがちですが
 
大人の勉強は「行動」に結びつかなければ、まったく意味がありません。
 
 
今日は合わせて、達成できていなかった目標・行動計画について、
「なぜできなかったのか?
(Why?という問うことによる過去の掘り起こし)」と、

それを「どうしたら可能にできるか?
(How?による未来と可能性の模索)」に関しても考えることができました。
 
その成果については、またいずれご報告ということで。
 
今日は、WEB関連とは違う話になりましたが、
夢を夢で終わらせないための方法を書かせていただきました。