坂本タクマ 11/26「ダブル七五三」 | パチンカー&パニック7 web

坂本タクマ 11/26「ダブル七五三」

七五三へ。

さんざんヤラレる。6万5千円。

ウチには娘と息子、2人の子供がいる。

こいつらは誕生日が同じで、ちょうど2歳違い。今年、同時に7歳と5歳になりやがった。

ダブルで七五三だ。

娘が3歳になったときには、簡単に済ませた。

神社でお参りをしたあと、千歳飴を持った姿などをオレのデジカメで撮って終わりだった。

しかし、どうやら世の中それじゃ済まされないことになってるらしい。

「えっ?写真館で撮ってないの?」みたいな。

それでもなお「関係あるかい!!」と突っ張ることも可能だが、2人同時となればさすがに世の流れには抗いがたく。まず神社へ。

神主一人で祈祷を執り行っており、所々、音楽を流すために自らさりげなくCDプレーヤーのリモコンを操作する。

「なんでリモコン使ってんだよ」と5歳の息子にも突っ込まれる始末、これで一人頭6000円か、と思ったがそれはまあよし。写真屋へ。

ここが曲者だ。なんだか、はじめに料金を決めないのだ。

我々としては、家族の集合写真と娘、息子のワンショットの計3枚を考えていた。

衣装代はタダだというのでかなり安上がりだと思ったのだが・・・集合写真の撮影で妻がNGを出しまくる。

目をつぶったり背筋を伸ばせと注意されたり。何度も何度もだ。

このようにして家族全員が写真を撮られることに抵抗がなくなった頃合いで「せっかくですからお子さんお二人で」という申し出がなされる。

これをなんとなく受けてツーショットを撮らせたあたりからこじれてくる。

頼みもしないのに刀だの傘だのお琴だの、いろんな小道具を出してきて子供1人あたり4ポーズばかり撮られる。

撮ったあとには写真を選ばされる。

パソコン画面に次々出てくる写真から、全部のポーズについてベストショットを選ぶ。

しかる後に「さて、料金ですが・・・」という話になる。

ここまで関与させられてしまうと、なんだか後に引けない感じで、気がついたら計14枚の5万円コース。

おまけに料金表にない基本料金とやら3000円も取られる。

この写真屋のスタッフの方々に言いたいのは、ウチには今、余裕がないということだ。

何年か後に見て「ぷ」と少し笑うだけの滑稽な写真に5万も払う身分ではない。

あなた方はオレが株で100万負けたことをご存じないのか。

・・・まあ、オレの妻でさえ知らないくらいだからな・・・

明日あたり例の罰ゲーム(パニック7ゴールド参照)を決行するつもりだったが、財布がほぼ空になってしまったので思案中。

打つ金額が少なければ、それだけ恥をかく時間も少なくて済むわけではあるが・・・