坂本タクマ 8/14「五輪後」 | パチンカー&パニック7 web

坂本タクマ 8/14「五輪後」

ロンドンオリンピックが終わった。

いろいろあったが、今大会の話題はやはり柔道だ。

判定がさんざん覆ったことについてはもうすぐ発売のパニック7ゴールドのコラムで書いた。

ここでは、女子で金メダル1個、男子で0個に終わったことについて述べたい。

確かにちょっとがっかりしたが、世界的にレベルが上がってくれば、当然こういうことも起こるということだ。

日本発の柔道という競技を、世界中の人がこんなにも一生懸命やっていることをむしろ嬉しくも思う。

日本が柔道で金メダルばかり取ってしまうのは、つまらないとさえ思っていた。

世界の人達は柔道なんかどうでもいいと思っていて、だから勝ててしまうんじゃないか、と。

ほんとはそんなことないんだろうけど。次が楽しみだ。

世界の人達が本気であることはわかった。

次は、その本気の世界をどうやって倒すか、という戦いだ。

ここから這い上がることで、カタルシスがあるのだ。

とは言っても、あんまりメダルメダル言い過ぎるのもいい加減大人げないんじゃないか、とも思う。

昔はアメリカとソ連、今はアメリカと中国がメダル数を争っているのを見てもわかる通り、結局、選手個々の頑張りというよりは、経済力を含めた国力、国の勢いなんかでメダル数が決まってくる。

結構物騒な話なのであり、ちょっと引いて見ているくらいがちょうどいい。

トレーダーとしては、メダル数とその国の株価には何らかの関係があるんじゃないか、とちょっと思っている。

調べてみるとなんか面白いことがわかるかも知れない。

次回、リオデジャネイロまでの課題とする。