ケツノ少年 6/28 「贅沢」
やっと原稿ラッシュを抜けそう…な兆し。
もう少しッス!
先日居間にさくらんぼが置いてあった。
お義母さんが買ってきてくれたようだ。しかしひとりっ子育ちの嫁は1パックの3/4をひとりでたいらげ仁の第二シーズンを見ていた。
本当にあり得ないくらいの一人っ子気質で、冷蔵庫に入れておいたお菓子など「誰の?」という頭は1ナノメートルほども働かないらしく「俺の物は俺の物。誰の物でも俺の物」と好き勝手にたべてしまう。
長男として弟妹にあらゆるものを強制で搾取されるのが当たり前として生きてきたため、このような身勝手が反吐が出るほど大嫌い。
で、そんなわけで一握りしか残っていないさくらんぼなど目もくれずスーパーに買いに行く。
自分…大人なんで。
買いたいもの食いたいもの買ってきますんで。
自分…大人なんで。
自分用のさくらんぼ買ってきますから。
で、早速生鮮コーナーへ向かい山形のさくらんぼと台湾マンゴーをカゴに入れる。
なぜマンゴーも?
目についたから。大人なんで。
で、仕事もちょっと余裕出たので少しお菓子でも…と店内巡っていたら缶詰コーナーにたどり着く。
一気に缶詰熱がヒートアップ。若い頃友達と安い酒を買いこんであとはチーズ鱈と焼き鳥の缶詰と牛肉大和煮缶にカルパス。
獣のようにただただ食って飲んで…
そんな思い出が一気にフェードバック。もはや口は完全に缶詰の口になっていた。
が…
自分…大人なんで。
焼き鳥とか大和煮とか…もう卒業なんで。
ここはやっぱりカニでしょう! ズワイの缶詰でしょう。
そう、大人の缶詰の代名詞。ズワイの缶詰。
子供頃、ただ腹が減って台所の奥にあったカニ缶を3つほど空けてあとで親父にこっぴどく叱られたあの味。
通販なんかでたまにひと缶1000円以上するやつとかあるけどそういうのは注文したことも貰ったことも無い。ただ、きっと旨いに違いない。
自分…大人なんで。
ひと缶1000円? 出そうじゃないの。食ってやろうじゃないの。買ってやろうじゃないの。
と、カニ缶を漁るもカカクヤスクSEIYUには1000円オーバーのカニ缶が置いてなかった。(きっとギフトコーナーにはあったかもしれないがそこまで気づかなかった)
なので缶詰コーナーで一番高い380円のカニ缶と120円のカニみそ缶を購入。ついでなんでレモン風味のハイボールとチーザも買って帰宅。
さっそくさくらんぼから手をつける。どうやら家にあったのと全く同じ出荷元のさくらんぼだった。
で、味なんだが…
不味い。
時期がよくないのかな…甘みが少なく酸っぱいだけ。嫁に与えたら文句も言わず食べ始めていた。
で、マンゴーはおいといてカニ缶とカニみそ缶をあけてハイボールと洒落こもうと思う。
とりあえずハイボールを一口。職人時代親方といつも飲んでいた下町のハイボール…
「ココのはどんな工業アルコール使ってるかわかんねーから目潰れてもしらねーぞ?」
なんて酷い冗談を言いつつ何とも言えない笑顔で飲んでいたのを思い出す。
…不味い。
なんか俺の知っているボールと違う。
気を取り直してカニ缶へ。今まで何度となくカニ缶では失敗している。…そう。
きっと1000円以上出さないとカニ缶は不味い。年イチくらいでずーっと失敗しているのだ。
今年もその季節がやってきた。
過去一番ヒットしたものでも缶の金属臭がなんとなくこびりついたカニの身をやはり「不味い」と言いつつ食べた記憶しかない。
カニ缶とは負け確の出来レースにやられたフリをするおもしろいやつなのだ。
さあ、今年はどんな不味さなんだろう…間違った期待で缶を開ける。
そこには…
もはやカニの身ですらない…
どうせならカニカマの方が100倍マシ…
としか思えないような汁に浸されたカニのカスがそこに たまっていた…
150円程度で買えるカニサラダにカニという風味において1ナノメートルほども勝ててない…
不味い。
コレはまけたとかそういうのじゃなくて、ノーカン。見なかったことにして嫁に食わせる。
そしてカニみそ缶。
なにぶん初めてのジャンルにつき判断が難しいがとりあえず食べてみる。
…
……処分保留。
とりあえずこの不味いボールを消化できるアテが無くなってしまった…と思ったがチーザの存在を思い出す。
よかった。お菓子があるならなんとか飲みきれるか…
晩酌なんて本当に年に数えるほどしかしないのにここまでやられる必要があるのか…?
そんな自虐をしながらチーザを食べてみた。
…無理。
コレ大好きだという方たくさん知ってるから不味いなんて絶対言わない。
そうじゃなくて「口に合わない」
つーか…
100点満点やうまい棒やカールとかのチーズのお菓子全般が大嫌いだったじゃん…
ダメだわ。
あーあ…
満足してんの嫁だけじゃん…
「告知」
星野先生の単行本が発売中であります!開店待ちに最適な分厚さです。
角を使えば鋭利な鈍器にもなります。構えれば盾にもなります。
よろしくおねがいします。
それと本日旨い話の増刊が出ます。
自由に描かせてもらった旨い一撃の話が載ってますので見かけたらぜひ!
「お返事」
なべさん:
TENGA嫌い? もうー…照れちゃって。白いやつがいいよ。おススメだよ!
リリー吉田さん:
とりあえずTENGAは浮気じゃありません。嗜みです。それよりもなにをしても許される夢の中でだったら巨乳美女を犯すべきだと思いませんか? そういう意味で残念です。
ドンちゃん:
らーめん食べたい。Aタイプ祭りはガチで参加予定。そのとき会えたら…僕と毒手!
鉄板:
おい、真矢さんディスってんじゃねーぞ! まさか「まや」と読まれるなんて…踊る2観ててかわいーなぁ…と思ってたあの頃。いや今もかわえぇなぁ…
レオンさん:
漫画は漫画であります。実物を見て嘆かれたくないのは山々なのですが、嘆かれる信頼度は山佐のリプナビくらいにカタいです。
ちたん:
その解釈ができるなら通わないという選択肢もあるということになぜ気づけないかと…思う。TENGA送るね。そっちには売ってないだろうから。
あきらん:
なんかホント…友達だよね。すきなTENGAまで同じだったら親友だよね。うん。ちなみに好きな女優は浜崎りお先生です。
214:
へー! 福原っていうんだ。福原愛…下ネタじゃねーか! 下ネタちゃうわ!
六キロ:
引っ越す前の近所の店員(推定50代)は半年で育った。最初はもう…ふてぶてしくって。でも今では笑顔が素敵な店員になってました。見守って!
弟こーじ:
TENGAに昇竜拳したい。
「配信」
らんぷ先生の隠し玉がついにお披露目!
週末あたりに配信なんてどうでしょう? らんぷ先生。
とりあえず決まり次第ツイッターにて告知しますね。
もちろんココでも!
わーわー言うとります
お時間です!
もう少しッス!
先日居間にさくらんぼが置いてあった。
お義母さんが買ってきてくれたようだ。しかしひとりっ子育ちの嫁は1パックの3/4をひとりでたいらげ仁の第二シーズンを見ていた。
本当にあり得ないくらいの一人っ子気質で、冷蔵庫に入れておいたお菓子など「誰の?」という頭は1ナノメートルほども働かないらしく「俺の物は俺の物。誰の物でも俺の物」と好き勝手にたべてしまう。
長男として弟妹にあらゆるものを強制で搾取されるのが当たり前として生きてきたため、このような身勝手が反吐が出るほど大嫌い。
で、そんなわけで一握りしか残っていないさくらんぼなど目もくれずスーパーに買いに行く。
自分…大人なんで。
買いたいもの食いたいもの買ってきますんで。
自分…大人なんで。
自分用のさくらんぼ買ってきますから。
で、早速生鮮コーナーへ向かい山形のさくらんぼと台湾マンゴーをカゴに入れる。
なぜマンゴーも?
目についたから。大人なんで。
で、仕事もちょっと余裕出たので少しお菓子でも…と店内巡っていたら缶詰コーナーにたどり着く。
一気に缶詰熱がヒートアップ。若い頃友達と安い酒を買いこんであとはチーズ鱈と焼き鳥の缶詰と牛肉大和煮缶にカルパス。
獣のようにただただ食って飲んで…
そんな思い出が一気にフェードバック。もはや口は完全に缶詰の口になっていた。
が…
自分…大人なんで。
焼き鳥とか大和煮とか…もう卒業なんで。
ここはやっぱりカニでしょう! ズワイの缶詰でしょう。
そう、大人の缶詰の代名詞。ズワイの缶詰。
子供頃、ただ腹が減って台所の奥にあったカニ缶を3つほど空けてあとで親父にこっぴどく叱られたあの味。
通販なんかでたまにひと缶1000円以上するやつとかあるけどそういうのは注文したことも貰ったことも無い。ただ、きっと旨いに違いない。
自分…大人なんで。
ひと缶1000円? 出そうじゃないの。食ってやろうじゃないの。買ってやろうじゃないの。
と、カニ缶を漁るもカカクヤスクSEIYUには1000円オーバーのカニ缶が置いてなかった。(きっとギフトコーナーにはあったかもしれないがそこまで気づかなかった)
なので缶詰コーナーで一番高い380円のカニ缶と120円のカニみそ缶を購入。ついでなんでレモン風味のハイボールとチーザも買って帰宅。
さっそくさくらんぼから手をつける。どうやら家にあったのと全く同じ出荷元のさくらんぼだった。
で、味なんだが…
不味い。
時期がよくないのかな…甘みが少なく酸っぱいだけ。嫁に与えたら文句も言わず食べ始めていた。
で、マンゴーはおいといてカニ缶とカニみそ缶をあけてハイボールと洒落こもうと思う。
とりあえずハイボールを一口。職人時代親方といつも飲んでいた下町のハイボール…
「ココのはどんな工業アルコール使ってるかわかんねーから目潰れてもしらねーぞ?」
なんて酷い冗談を言いつつ何とも言えない笑顔で飲んでいたのを思い出す。
…不味い。
なんか俺の知っているボールと違う。
気を取り直してカニ缶へ。今まで何度となくカニ缶では失敗している。…そう。
きっと1000円以上出さないとカニ缶は不味い。年イチくらいでずーっと失敗しているのだ。
今年もその季節がやってきた。
過去一番ヒットしたものでも缶の金属臭がなんとなくこびりついたカニの身をやはり「不味い」と言いつつ食べた記憶しかない。
カニ缶とは負け確の出来レースにやられたフリをするおもしろいやつなのだ。
さあ、今年はどんな不味さなんだろう…間違った期待で缶を開ける。
そこには…
もはやカニの身ですらない…
どうせならカニカマの方が100倍マシ…
としか思えないような汁に浸されたカニのカスがそこに たまっていた…
150円程度で買えるカニサラダにカニという風味において1ナノメートルほども勝ててない…
不味い。
コレはまけたとかそういうのじゃなくて、ノーカン。見なかったことにして嫁に食わせる。
そしてカニみそ缶。
なにぶん初めてのジャンルにつき判断が難しいがとりあえず食べてみる。
…
……処分保留。
とりあえずこの不味いボールを消化できるアテが無くなってしまった…と思ったがチーザの存在を思い出す。
よかった。お菓子があるならなんとか飲みきれるか…
晩酌なんて本当に年に数えるほどしかしないのにここまでやられる必要があるのか…?
そんな自虐をしながらチーザを食べてみた。
…無理。
コレ大好きだという方たくさん知ってるから不味いなんて絶対言わない。
そうじゃなくて「口に合わない」
つーか…
100点満点やうまい棒やカールとかのチーズのお菓子全般が大嫌いだったじゃん…
ダメだわ。
あーあ…
満足してんの嫁だけじゃん…
「告知」
星野先生の単行本が発売中であります!開店待ちに最適な分厚さです。
角を使えば鋭利な鈍器にもなります。構えれば盾にもなります。
よろしくおねがいします。
それと本日旨い話の増刊が出ます。
自由に描かせてもらった旨い一撃の話が載ってますので見かけたらぜひ!
「お返事」
なべさん:
TENGA嫌い? もうー…照れちゃって。白いやつがいいよ。おススメだよ!
リリー吉田さん:
とりあえずTENGAは浮気じゃありません。嗜みです。それよりもなにをしても許される夢の中でだったら巨乳美女を犯すべきだと思いませんか? そういう意味で残念です。
ドンちゃん:
らーめん食べたい。Aタイプ祭りはガチで参加予定。そのとき会えたら…僕と毒手!
鉄板:
おい、真矢さんディスってんじゃねーぞ! まさか「まや」と読まれるなんて…踊る2観ててかわいーなぁ…と思ってたあの頃。いや今もかわえぇなぁ…
レオンさん:
漫画は漫画であります。実物を見て嘆かれたくないのは山々なのですが、嘆かれる信頼度は山佐のリプナビくらいにカタいです。
ちたん:
その解釈ができるなら通わないという選択肢もあるということになぜ気づけないかと…思う。TENGA送るね。そっちには売ってないだろうから。
あきらん:
なんかホント…友達だよね。すきなTENGAまで同じだったら親友だよね。うん。ちなみに好きな女優は浜崎りお先生です。
214:
へー! 福原っていうんだ。福原愛…下ネタじゃねーか! 下ネタちゃうわ!
六キロ:
引っ越す前の近所の店員(推定50代)は半年で育った。最初はもう…ふてぶてしくって。でも今では笑顔が素敵な店員になってました。見守って!
弟こーじ:
TENGAに昇竜拳したい。
「配信」
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週末あたりに配信なんてどうでしょう? らんぷ先生。
とりあえず決まり次第ツイッターにて告知しますね。
もちろんココでも!
わーわー言うとります
お時間です!