
「ねえ、あんた昇り詰めたい人?」
~そうやって夜は過ぎて行く~
「上がりたい人の、上がりたい人による、上がりたい人のためのDJが好き?
ぷっ、何それ?まあいいわ。じゃあ、タイムテーブルに、しっかり◎、付けといてよね」
「名古屋生まれ?うん。でもNYクラブシーンが最高に熱かった90年代を過ごしたんだって」
「え? カオスマンがどういう意味かって?さあ...。完全なる混沌は完全なる秩序、まあそんな瞬間のことじゃない?」
「旗の台の伝説の館?そうね、噂じゃあそこから数々のDJ、生まれてるんだって」
「昼の顔と夜の顔?そうそう。やっぱりイケメンのインベストメント・バンカーが夜にDJってのが憎いのよね」
「 へえ。あんたプログレ・ハウスとかドープなテクノが好きなんだ?じゃあ、き・ま・り、ね」
(by:Prince Mao)