先生聞いてよ。うちにゴキブリが出てね、・・・
私はマンションに住んでいるので、ゴキブリとは遭遇しないが、実家の一軒家にいた頃はよく目にした。
そこで、生徒とゴキブリの殺し方について盛り上がった。
私が高校生の頃。
我が家にゴキブリが出たときは、新聞紙を丸めて叩いて殺していたことを覚えている。
しかし、この殺し方だと、ゴキブリの体液が飛び散ることもあり、手の届かないところに逃げられると殺せなくなる。
そので次にしていたことは、殺虫剤。
殺虫剤は、手の届かない天井にも散布できるだけではなく、キッチンや洋服ダンスの隙間にも散布できるので、使っていた。
しかしこれも、使っているうちに、殺虫剤がそれほど殺傷能力がないような気がしてきた。
つまり、ゴキブリに殺虫剤を散布しても、思ったように早く死んでくれない。なかなか死なない。ゴキブリも抵抗する。
場合によっては、死に至る前に逃げられる。
もうちょっと殺傷能力高い殺虫剤派ないのかと思ったのを覚えている。しかし、この考えはすぐに次のように変わった。
ゴキブリが死ぬということは、人間の体にも悪いのではないかという気がする。
高校生の私が次に考えたこと。
ゴキブリは身体中に油を纏っている。
体の表面にある油にはいろいろな役割がある。
体内から水分が出ていかないような乾燥防止の役割。
紫外線などの有害なエネルギーを吸収分解する働き。
ひょっとしたら、ゴキブリは身体中の油をエネルギーに変えて生きているのではないか。などなど。
色々と自分の妄想の世界に浸った結果、次に撮った方法は、
ゴキブリに、シャンプーや食器用洗剤をかけること。
少なくとも高校生の私には、殺虫剤よりもシャンプーや食器用洗剤の方が人間の体には害がないと思えた。
実際にゴキブリにかけてみると、殺虫剤よりも早く動かなくなった。しかも香りがいい。
それから、私はゴキブリたい時にはシャンプーと決めていた。
現在の私。
今は虫を殺さなくなった。ゴキブリだろうが蚊だろうがハエだろうが。
地球上での虫の存在意義や存在意味を自分なりに理解できたから。
例えば蟻 🐜 。
虫の死骸や人間が落としたお菓子などに群がるが、これは🐜が虫やお菓子を食べることで、地上のお掃除(浄化)をしている。
ゴキブリもハエもまたそうではないだろうか。
植物についているアブラムシ。
植物の養分を吸い取って生きている。
これは、このまえ初めて教えてもらったのですが、生命力の低い植物は虫が食べてくれるそうです。
つまり、虫食いの野菜は生命力の低い野菜だそうです。
生命力溢れている植物には虫がつかないそうです。
実際に弱っている植物に、(本物の)有機肥料を与えると虫が寄り付かなくなっていました。
こういう経験があるので、虫を殺さなくなりました。
でも、蚊の大群に襲われたら、・・・・・殺すかも。。。。。