空汰は自宅の酸素室の中で横になっています。
しんどそうな顔をしたり、まん丸目のいつもの可愛い顔になったり。
息づかいが早くなったり、ゆっくりになったり。
静かな部屋で空汰の話をしながら
空汰を見守っています。

いつも高いところに登って
みんなを見てたねーとか

明凜が生まれる前。
夫婦ケンカしたとき
怒っている方の足を必ず噛みにきた。
ケンカはダメ!仲直りしなさい!って。
その時、冗談で相手の事を叩いて
「コラ!コラ!」ってすると
また足の指を噛む。

正義感の強い空ちゃん。

またある時は
空汰がまん丸目で遊ぼうって誘ってきて
「よし、空汰、かくれんぼしよ! 隠れるから探して!」って言ってかくれんぼスタート。

別の部屋のドアの後ろに隠れたら
10秒くらいたってから探しにくる。

そして、見つけたら
ゆっくり近づいてきて
バーっと両手で足にタッチ!
「みーつけた!」

そして、また別の部屋の押し入れに隠れたら、10秒ほどして探しにきます。

押し入れの中だから探せなくて
グルグル他の部屋も捜索して
少し寂しそうな声で
「ニャー!ニャー!」と鳴く。
「どこ?どこ?」って。

で、あまりに見つけれないから
押し入れを少し開けて覗いてたら
みーつけた!ってちょこんと座ってこっちを見上げてる。

今、その頃遊んでいた時の事を思い出したら
ニヤッて温かい気持ちなる。

基本的に私が空汰と遊んでて、友達みたいな関係。兄弟かな?

奥さんは空汰のお母さん。

そうやって遊んでたら
「二人ともー、ご飯できたよー!」って声が聞こえて。

懐かしいなぁ。
そうやって遊んでたのは空ちゃんが3歳とか6歳の頃かな。

あ!そう
空汰はお座りができる猫で
大好きな鰹節をあげる時に
「空ちゃん、節よ!お座りっ。」って言うと
ちゃんと必ずお座りしてた。

猫って、本当に賢くって
言葉もたくさん理解できるんですよね。

今だって
こうやって喋ってるのをきちんと聞いて
理解しているんだと思う。 

可愛い空汰。
賢い空汰。
大切な家族です。





楽しいこといっぱいやったなぁ。